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(何の用で来たんだろうか…)
医務室で介抱してもらった(させた)以降、久々に話したと思ったらパーキンソンに揶揄われた真緒は随分怒って話しかけてこなくなった。
ドラコは疑問に思ったが、本人に聞きに行こうにも噂を間に受けた周囲の寮生がそれを許さなかった。
「また迫られるぞマルフォイ？」
女子生徒は兎も角、面白がる男子生徒までもが引き止める始末で、それに乗じて真緒に話しかけようとする輩まで現れたので、ドラコにはそれを阻止するので精一杯だった。
�爛魯蝓次�行こ��
ホグズミードの日。
真緒がそう言ってハリーの腕を取った光景はドラコを不愉快にさせるには充分だった。
真緒がドラコに迫るという内容なら構わないと放っておき、更に便乗した結果がこれだった。
(よりによってポッターの腕をとるなんて、喧嘩売ってるのかーーー)
心の中で毒づいた。
ドラコを怒らせるためにハリーの腕をとったのなら百点満点の選択だった。
そう思いつつも、ホグズミードに着いたドラコはずんずんとハニーデュークスの店へと突き進む。
そして、ごった返す店内をクラッブとゴイルを使ってかき分けながら、真緒の好きそうな甘いお菓子を選んでいた。
(仕方ないから今回は、寛大な心で許してやるーー…この際だから器の大きさを見せつけてやるんだ)
真緒の方は、ハリーの腕を掴んだことでドラコが怒っているなど知る由も無いのだが、ドラコは自分に言い聞かせた。
(それで、仲直りしたいと真緒に言わせる)
一通りお菓子を買い漁ったドラコは鼻を鳴らした。
頭の中には、噂を否定しなかったことにより真緒が怒ったという事実は既に消え去っていた。
「三本の箒に行くぞ」
「まだ買い終わってない」
「まだ見たい」
「もう充分見た」
不満を零すクラッブとゴイルに強く言うと、ドラコは三本の箒へ向かった。
上級生達が口々に美味しいと言っていたバタービールは美味しかった。
(真緒が好きそうだーーー…って、さっきからそればっかりじゃないか！)
甘くて身体の芯まで温まるバタービールは、�爛ぅ�リスの寒さをなめていた�瓩筏酣�ぼやいていた真緒にぴったりだと思った。
一通り回ると、ドラコは他の生徒達より一足早くホグワーツへ戻った。
真緒は見つけられなかったが、その日の夜に侵入してきたシリウス・ブラックの事件があり、全校生徒が大広間で就寝となった。
真緒は居るかときょろきょろ探していると、黒髪が目に飛び込む。
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エマ - ドラコが好きすぎます、、、これからも応援してます！ (2022年3月23日 17時) (
レス) id: 993b960046 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - りの様)コメントありがとうございます！意地悪なところや不器用なところがありつつもカッコいいドラコを目指したいので嬉しいお言葉です。応援ありがとうございます、励みになります！ (2020年2月3日 0時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃマルフォイカッコいいです！応援してます (2020年2月2日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年1月16日 23時
