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「すれ違いざまに悪口とか、肘で突かれたりとか、そんなもんよ」
「そんなもん、ですって？」
ジニーがドスのきいた声で復唱すると、びくりと肩を震わせた真緒が乾いた笑みで「今のはなし」とすかさず言った。
「信じられない、マルフォイのせいで嫌がらせなんて」
「マルフォイのせいで嫌がらせ？」
「嘘だろ？」
やって来たのはハリーとロンだ。
後ろには、幸か不幸かバックビークの死刑宣告がきっかけでロンと話せるようになったハーマイオニーもいた。
「濡れてるじゃない」
ハーマイオニーが杖で温風を真緒の髪に当たる。
ハリーとロンはソファに座って、ジニーに続きを促した。
「おっどろき。マルフォイに言い寄ってるから嫌がらせなんて、それじゃあまるで彼奴がモテるとでも言いたげじゃないか」
「真緒は�犖世ご鵑辰騰瓩呂い覆い錙�
「でもあんな奴を好きな女子がいるなんて」
「ね、顔とか箒に乗ってる時はかっこいいし、平気でキザなことするから分からなくはないけど…でも、態度と言動で台なーーし…」
明らかに引いた顔をする周囲の面々を見て、真緒は固まった。
「へ、へぇ…分かるんだ」
「それはそれで、おっどろき…だ」
「まあ、真緒はアジアから来てるから金髪碧眼がいかにもって感じに憧れるのよ」
「それにマルフォイって真緒には吐き気がするくらい甘い時があるから」
ハーマイオニーとジニーのフォローとも悪口ともとれる発言で、何とか真緒への追及は免れた。
それでもロンは驚いていたし、ハリーは吐き気を催したような顔だった。
「真緒の髪も乾いたことだし、夕食に行くわよ」
ハーマイオニーの呼びかけで、四人は立ち上がって揃って歩き出した。
「にしても、一体誰がそんな嫌がらせするんだ？」
「パーキンソン達に決まってるわ、他にいないでしょ」
真緒が先頭を切って歩く後ろをロンとジニー、ハリーとハーマイオニーが並んで歩いていた。
そこに向かいから夕食を終えたらしいスリザリン生の集団が階段を上ってくるのが視界の片隅に見えた。
「ほんとだ、真緒を睨んでる」
「おいジニー、杖を構えるのはやり過ぎだよ」
「何かあってからじゃ遅いじゃない」
「でも流石にーー」
真緒が苦笑いしてジニー達を振り返った瞬間だった。
そして、スリザリンの集団が真横を通り過ぎるところだった。
(えーーーー…？！)
腕をぐいと引かれた感覚の後、視界が傾いた。
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エマ - ドラコが好きすぎます、、、これからも応援してます！ (2022年3月23日 17時) (
レス) id: 993b960046 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - りの様)コメントありがとうございます！意地悪なところや不器用なところがありつつもカッコいいドラコを目指したいので嬉しいお言葉です。応援ありがとうございます、励みになります！ (2020年2月3日 0時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃマルフォイカッコいいです！応援してます (2020年2月2日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年1月16日 23時
