【プロセカ】さ と う が し 。 【男主】

ふたつめ。 ページ3

がらがらっ。



「おはようございます！セーフですよね！？」



「おはよう真白、がっつりアウトだ。」

クラスに笑いが溢れる。だが僕は至って真面目だ。


しょうがないじゃないか。起きれないものは。



「おはよーA！今日もカワイイね！」


「お、おはようございます暁山さん。」



席に着くと、隣の席の暁山さんに挨拶される。来てるなんて、珍しい。


返さないのもあれなので、素直に返した。


それにしても、２限の途中とは都合の悪いことだ。


日本史というとても眠気を誘う科目。



「あと真白、寝るんじゃないぞ？分かったか？」


「……はーい。」

くそ、どうにかしてでも寝る方法は……！！


まさか、先生もしかして..................









僕の成績が下がるのを心配してる！？！？！？！？！？



いや〜、照れるな〜〜〜〜〜！！！！！！！ははははははは！！！！！



あ、え、待って、これはあれだ、僕に掛ける気だ先生。こっち見てるもん、うん。やばいね。



「よし、じゃあここの文章を〜
　真白、読んでくれ。」


「すみません、よくわかりません。」


「ほら、読むだけだ、読んでみろ。」


「すみません、よくわかりません。」


「126ページだ。読んでみろ。」


「すみません、よくわかりません。」

あまくない。→←ひとつめ。

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す