暁山瑞希の妹は、何処に行っても愛される体質のようです。 (ページ3)

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#エフェクト二回目。ページ3

翌日

『ふぁあ…あ、学校の支度しないと…』

昨日の作業は深夜帯まで続いていた為疲れは
完全には取れていない。これは、いつも通り
保健室登校コースだな…(苦笑)

『あ、こはねからLINE…』

制服に着替えた後スマホでSNSを見ていると、
LINEにこはねからのメッセージが届く。
直ぐに開いて要件を確認すると、その内容が

こはね今日学校午前中だけに
変更になったみたいだよ。何でも理科室で
火事が起きたらしくて…

というものだった。

A分かった。ありがと、こはね。

そう返信すると直ぐに既読が付き、

こはねどういたしまして(*^^*
お姉さん迎えに行く時気をつけてね!

と返ってくる。メッセージに既読と反応を付けると、
私はスクールバッグ(瑞希姉とおそろい)を手に取り
その中にスマホと作詞ノート、教科書類etc.....を
入れると部屋を出た。

ｰ少女移動中ｰ

『瑞希姉、おはよ…。やっぱ眠いね、‍ｗ』

「昨日はちょっとオール気味だったからね〜、‍ｗ
あ、そういえば宮女午前授業になったんだっけ?」

『そうなんだよね。だから授業終わったら
瑞希姉迎えに行って、一緒に服買いに
行こうと思ってるんだ～。』

「そうなの!?やった、ありがとうA!」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『それじゃ、行ってくるね!』

そう言っていつもの所で姉と別れると、私は
宮女に向かう道を迷うことなく歩き出した。

‐少女移動中‐

『おっはよ～。』

教室についてそう声をかけると、

女子「おはよう～!今日も元気そうでよかった!」
女子「お姉ちゃんやっぱり可愛いよね～」

なんて言葉が返ってくる。

『私はいつでも元気だよ!‍ｗ』

女子「「だよね!‍ｗ」」

『いつも2人に元気貰ってるよ。ありがと。』

女子「Aって人を堕とすのが上手いよね…//」

女子「この笑顔で何人堕として来たのやら…//」

顔赤いけど大丈夫、?

‐放課後‐

『また明日～。テスト頑張ろうね!』

そう言って友達と別れると、私は
宮女を出て神高へ向かった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『瑞希姉～。お待たせ～!』

「あっ、A!ちょっ助けて!」

…またあいつか

『はいはいどいて、邪魔』
MOB「え、瑞希たんの彼女!?」
『お姉ちゃんだわ。ほんと辞めてよね。
瑞希姉に、近づかないで。』

‐少女移動中…

「助かったよ～A…」
『んーん、大丈夫。大体全ては
彼奴のせいなんだから。』

そんな会話をしながらも、心の中の
嫌な予感は続いていた。