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A達がシェルターに戻っていたその頃、
江戸では万事屋が引き受けた依頼を終え街を歩いていた
新「でも良かったですね！無事にポロが見つかって」
神「けどあの犬何かそっけなかったネ
せっかく定春が仲良くしようと声掛けたのにシカトしたアル！」
銀「いやあれシカトじゃなくて定春にビビってんの
分かる？ヨークシャーテリアから見れば定春とか巨人なの
壁突破してきた連中みたいに見えんだよ」
鼻をほじりながら坂田銀時が彼らの前を歩く
そんな彼の脳裏ではかつて彼が想っていた少女の顔が過った
銀「(アイツ、ちゃんと家族と逃げれたのかねぇ)」
後ろの二人には話していない真実
きっとこいつらに話すと堪えられないだろう
二人共彼女の事は心から慕っていたのだから
そう考えながら鼻くそをその辺に放った時だった
定春が突然立ち止まり、クンクンと何かの匂いを嗅ぎ取っていた
神「どうしたアルか定春
何か美味いモンでも見つけたのカ？」
新「何か珍しい匂いでも拾ったんでしょうか？」
銀「さーな、オイ定春
拾い食いすっと腹壊すからやめとけよ」
定「アンッ！」
神「うおっ！？」
新「ちょ、定春！？神楽ちゃん！
銀さん定春急に走り出しましたよ！？」
銀「ったく、しゃあねぇな」
勢いよく走り始めた定春の後を追うと、ある道端で立ち止まった
周りの奴らがざわざわと定春や神楽の方を見ていた
いや、違う
正確には神楽や定春が見ている物を彼らも見ていた
新「神楽ちゃん、定春！」
銀「何だァ？随分ざわついてんな」
神「銀ちゃん、これ」
銀「！」
神楽が指差した先には洋服に身を包み、涙目で震えていた子供が座り込んでいた
長い黒髪に大きな目、一言で言うのであれば顔面偏差値高いガキだった
そして周りに見られているのが怖いのか、抱えているくまのぬいぐるみに力が込められていた
けどコイツ、何かこう……いや、気のせいだな
新「迷子でしょうか？
君、どうしたの？お父さんとお母さんは？」
新八がしゃがんでそう聞くと子供は涙腺が壊れたかのようにギャンッと泣き出した
「う”えぇぇん！！パパぁママぁ！！どこ〜〜〜！！」
銀「あーあ新八が泣かせた」
新「僕のせいですか！？」
神「ガキ泣かせてんじゃねぇヨ駄眼鏡」
新「オイィィ！今それ関係ねぇだろ！！」
「うえぇぇん」
そのまま放っとく訳にもいかず親探しついでに一緒に行動する事になった
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風蘭doll(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！少しずつ更新していきますので気長にお待ち頂ければと思います！ (8月1日 12時) (
レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - とても面白いです！銀魂と約ネバ大好きなんでとても嬉しいです!!続き待ってます!! (8月1日 0時) (レス) @page49 id: ba2b3def77 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 由良の門をさん» ありがとうございます！銀魂の話の間皆のアイドル安堵竜（アンドリュー）には待機してもらいます( ◜‿◝ ) (7月29日 13時) (レス) @page48 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
由良の門を - 待ってましたァァァ！銀魂も約ネバのメガネかけきもダブルで好きすぎるので超楽しみです！！夏休みの最高のご褒美ありがとうございます！更新頑張ってください！ (7月28日 11時) (レス) @page48 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ひめなさん» 此方こそコメントありがとうございます！ (7月27日 23時) (レス) @page48 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2021年5月7日 21時
