生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん3【銀魂】【約ネバ】

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レ「………………い………ろ………………


Aっ！！」


『！！』


レ「！おい、大丈夫か！？」


『あ……うん、大丈夫』



気付けばレイが焦った様子で顔を覗き込んでいた


その隣では同じく意識が戻ったエマがヴァイオレットに「しっかりしろ！！」とビンタされていた



『ねぇレイ、さっきのって…』


レ「？何だ、さっきのって」


『…ううん、やっぱいいや』


レ「……？」



レイや他の子の反応を察するにあの竜や過去の光景は恐らくあの場にいた私とエマにしか見えていない


かと言って夢にしてはまた違う感じだったし…


エマも同じ事を思ったのか、駆け出して遺跡の上に登った


それに私とレイもついて行く



レ「オイ、エマどうした


！これ…“目”…？」


『……』



上から見ればこの遺跡は目の形をしていた


似てるな…あの竜の目に



エ「私見たの


竜や過去の光景、昔のクヴィティダラ


昼と夜が一緒になった場所


それから、多分だけど〜〜にも会った」


レ「！」


エ「だよね、A」


レ「！お前も見たのか？」


『一応


どういう理屈であんな事になったのかはさておき、あれは十中八九〜〜でしょうね』


エ「多分それはこれを持ってたからかも」



そう言ってエマが見せたのはムジカから貰ったというペンダントだった


ムジカはこの為にペンダントをエマに託した？


七つの壁についてもムジカからの情報だし…


今更過ぎるが彼女は一体何者なんだろう


とりあえず今はあそこで見た事を皆に説明した


そして今度は入口を探す為に一度シェルターに帰る事にした

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