生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん3【銀魂】【約ネバ】

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食事を終えた後、私達はエマが眠ってる部屋に向かった


ベッドの隣に椅子が二つあったのでレイと二人で腰掛ける


エマはすやすやと寝息を立てていた



『良かった…命に別状はなさそうだね』


レ「あぁ、帰ってきてからと比べりゃかなり回復してる


あとはエマが完全に起きるのを待つだけだ」


『そう』



そっとオレンジ色の頭を撫でる


早く起きなよエマ、皆待ってるよ


そのままエマの髪から手へと指を滑らせ彼女の手を握った時、微かにエマの指が動いた



『！エマ？』


レ「！」



今の一瞬を見てたレイもガタッと立ち上がり様子を伺っている


するとゆっくりと目が開き、緑色の瞳が私を映した



エ「……あれ？


A……レイ…………それに皆も」



彼女が目を覚ました事により明らかに部屋の空気が一気に明るくなった気がした


私とレイは彼女の手を取り微笑む



『おはよう、エマ』


エ「おはよう……皆無事？」


『うん、皆エマの事待ってたんだよ


ね？』



後ろに固まっている皆に目を向ければ安心しきった笑みを浮かべていたり涙腺ゆるゆるで泣いていたりと各々リアクションは違えど強く首を縦に振った


そしてギルダが涙を拭いエマへと笑いかける



ギ「おかえり、エマ」


エ「ただいま」



皆ボロボロになった大変な戦いだった


だけど皆生きてる


今はその事実に喜ぼう

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