101 ページ25
裏通りから壁を蹴って建物内に入った時に
その窓から罠を張っているぺぺと彼に近付くレウウィスが見えた
確か今いる家の向かいにナイジェルもいたはず
…本当にこっちを先に始末しに来たんだ
相手が鬼とはいえここまで作戦通りにいくとウケる←
いやウケてる場合じゃないけども、私だってちゃんとシリアスモード位出来るよ最年長馬鹿にすんな
ぺぺがレウウィスに向けて銃を発砲したのを確認して私はポケットに手を突っ込んだ
弾丸がパイプを掠め、吹き出た水がレウウィスを濡らす
片手では上手く弾けなかった、なんて思ってるんでしょ？
ざーんねん、それはフェイクだよ
走り出したぺぺを追おうと彼が足を動かした瞬間私はポケットから取り出したスタンガンを投げた
そしてそれと同時にコンセントを持ったエマも彼の背後から飛び出す
レウウィスが感電で動けなくなったのを見計らいナイジェルは照準を合わせ、私は抜刀して窓から飛び降りる
よく狙いを定めて…チャンスは一度
ナイジェルも弾は一発しかないから私も絶対に斬らなきゃいけない
剣を彼の目に向けて振り下ろした
はずだった
『！！』
すぐさま剣を振り払い後ろへ飛び退いた
私の足元に落ちているのは彼の片腕
もう片方は射撃によってボロボロになっていた
はぁ…？両方防ぐとかそんなセコい事出来んの？
子供相手にムキになりすぎでしょ少し位当たれよ
レウウィス「なるほど、素晴らしい剣捌きだ
やはり君は期待以上だよA」
『…おかしいな
貴方には名乗ってないはずだけど？
何、ひょっとしてストーカーですか？』
レウウィス「フフ、それも悪くないね
だが、そうだな…一言で言うならば“一番狩りたい存在”だろうか」
『いやいや悪くないじゃないでしょ鬼がストーカーとか恐怖でチビるわオジサマよ
ふぅん……一番狩ってみたい、ね…面白いじゃない
だったら』
レウウィスが一瞬で目の前まで迫り腕を振りかざそうとしたのを察知して刀で腕を食い止める
流石鬼…攻撃するってなると力が尋常じゃない
けどしんどくはない
だって鬼に特訓つけてもらったもの
ソンジュがアホみたいに強かったおかげで初っ端から苦戦はしなさそうだ
『私の頸とあんたの頸と目
どっちが先に狩られるか勝負って訳ね』
何度か攻撃を防いでから一気に距離を縮め斬り掛かる
それを狙ってかレウウィスが再び私へと腕を伸ばした直後、銃声と共に彼の顔が吹き飛んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 299人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風蘭doll(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！少しずつ更新していきますので気長にお待ち頂ければと思います！ (8月1日 12時) (
レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - とても面白いです！銀魂と約ネバ大好きなんでとても嬉しいです!!続き待ってます!! (8月1日 0時) (レス) @page49 id: ba2b3def77 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 由良の門をさん» ありがとうございます！銀魂の話の間皆のアイドル安堵竜（アンドリュー）には待機してもらいます( ◜‿◝ ) (7月29日 13時) (レス) @page48 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
由良の門を - 待ってましたァァァ！銀魂も約ネバのメガネかけきもダブルで好きすぎるので超楽しみです！！夏休みの最高のご褒美ありがとうございます！更新頑張ってください！ (7月28日 11時) (レス) @page48 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ひめなさん» 此方こそコメントありがとうございます！ (7月27日 23時) (レス) @page48 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2021年5月7日 21時
