生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん3【銀魂】【約ネバ】

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ーレイsideー



ようやくGPに入り込めて、


草むらに隠れてた奴から状況も確認できた


気が動転していたにも関わらず明確に伝えられた状況



ヴァ「エマが、Aが、ルーカスが、


オレ達全員がヤバイ」



その中にAも含まれていて一瞬動揺する


あいつの無茶は今に始まったことではない


だが何故か今度は無性に焦りが心の奥底から湧き出てきた


大丈夫、落ち着け俺


エマもAもまだ生きてる


この状況で俺まで焦ってはいけない


そこで暴走していた鬼をオッサンが狙撃で倒し、一刻も早くエマとAの元へ向かう



「で？あいつらどこだよ


触覚チビとクソ女」


レ「エマとAのことだ」



そう言うとハッとする子供


エマはともかくAをクソ女って…


こいつら相性最悪過ぎだろ



ヴァ「あいつらは＿＿」



告げられた言葉に俺達は息を呑み、


急いで村へと向かった


村でエマとレウウィスが対峙


Aは奇襲をかける為に近くで身を潜めているとの事


あいつの主な戦力は剣術


完全に近距離戦だ


もし奇襲が失敗してそのまま近距離で攻撃されたら？


あいつは誰よりも戦場に慣れてるから心配ない


そう自己暗示をかけた所で頭に浮かんでくるのは瀕死状態のAだ


俺は歯を食いしばり拳を強く握りしめた


早く、早くあいつの元へ＿＿！



・


・


・



今来てるのはナイジェルだけか…


予想以上にまずいな、これ


音をたてないようにゆっくり刀を鞘から引き抜く


あと3秒……


2…1……


…………0


10分経った瞬間エマは手に持っていたスイッチを押した


それは村のあちこちに仕掛けていた銃が自動的に発射されるもの


しばらく乱射は続き辺りは煙に包まれた


その隙に路地裏から出てレウウィスの背後へと回る



レウウィス「少し食らったか」


『！(ほとんどの弾を手で止めてる)』


レウウィス「さぁまずは退避か？


次はどう出る？エマ」



残念、次に出るのはエマじゃない



レウウィス「！」


『ごきげんよう大公様』



面を狙って刀を振るうが見るからに硬そうな手によって防がれてしまった


うん、知ってた


だから今のは所詮挨拶代わりよ


一旦レウウィスから距離を取りそのまま別の通りへと走る


最初の奇襲が終わればあとはエマ同様奴を誘導する


さっきペペが来てるのを確認した


多分レウウィスは誘導に気付いてペペとナイジェルを先に始末しに行くだろう


そう、それで良い

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