生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん3【銀魂】【約ネバ】

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「………い………………おい………


オイ！起きろ！！」


『んがっ！？


何しやがる血祭りに……って、君か』



風が心地よくて昼寝してたらジェンダーちゃんに叩き起こされてしまった


昼寝どころか起きたらもう空真っ暗だったんですけど


どんだけ長い昼寝してたんだ私



「何か物騒な単語が聞こえたけど……まぁ良い


今朝あんたらに会わせたい人がいるって言っただろ


それに付き合ってもらうよ」


『あ〜…言ってたねそういえば


ふあ〜ぁ…………そういやエマは？』


「寝てるあんたを探す前にもう先に連れて行ったよ」


『あっそう』



“寝てるあんたを”の所心なしか刺々しかったぞ


いや探させてしまったのは申し訳ないけども


あっヤバい何か鼻がむずむずする


鼻ほじりたい…けどジェンダーちゃんいるしなぁ


そもそも私そこまで下品なキャラではないし



「着いた、此処だよ」


『へぇー、立派な風車だね』



目の前にある大きな風車を眺めているとジェンダーちゃんが扉をノックした



「アダム


オレだよ、開けて」



すると開いた扉の奥からかなり体格の大きい少年が現れた


えっと……少年……？少年、なのか……？


あ、顔は少年っちゃ少年だな…ウン


身体がでかすぎて違和感があるだけだ、きっとそうだ(自己暗示)



「もう一人も連れて来たよ」


エ「あ、A！


何処行ってたの？」


『その辺で昼寝してた


……で、この子達は一体どちら様で？』


「紹介するよ、オレの仲間


右からサンディとザック、救護担当


ナイジェル、機械類担当


ソーニャ、副(サブ)リーダー


ペペ、ジリアン、ポーラ、食料担当


そしてオレ、ヴァイオレットと……」


エ「ヴァ…！やっぱり貴方女の子！」


『あり？気付いてなかったの？』


エ「え！？A知ってたの？」


『いや何となく分かったよ


女の勘ってやつで』


エ「女の勘…！何か格好いい！」



私達のやり取りをジェンd…ヴァイオレットが「こいつら馬鹿か？」というような目で見てた


良いじゃないですか私はともかくエマは微笑ましくて



ヴァ「オリバー、オレ達のリーダー」


オ「宜しく」



オリバーはエマ、私の順に握手をしてきた


中々の好青年だね…年は私と近そうだな



ヴァ「全部で9人


あんたらと同じ“真実”を知ってて


猟場(ここ)の人間達の生活を回してる


この猟場(かりにわ)で何ヵ月…


中には何年も生き残ってきた9人だよ」

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