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その頃年長者四人を見つめていたギルダ達は彼らについて話していた



ナ「やっぱ違ぇな、あの四人は」


ギ「あのレベルが一度に四人…


ハウス史上初だって」


ナ「あ〜そりゃママも喜ぶわ…


勉強も運動も異様に飛び抜けてるもんな」


ギ「そうね


中でも断トツの頭脳を持つ天才ノーマン


その天才と唯一互角に渡り合える博識で知恵者のレイ


抜群の運動神経と驚異的学習能力で常に他二人に追随するエマ


そしてあの三人の長所を混ぜ合わせたような不可能知らずのA」


ナ「マジ何食ったらあぁなるんだよ!!」


ギ「食べてる物は同じよ


きっと私達とは神経系の出来が違うんだわ」


フィ「シンケーケ?」


『フィル』


「「うわぁっ!?」」



突然背後から音もなく現れたAにギルダとナットは驚く


まさか本人が近くにいたなんて思わなかったからだ



『これさっき作ったけどいる?』


フィ「僕にくれるの?


ありがとーA!」



喜ぶフィルに抱きつかれているAは彼の頭に自分が作ったシロツメクサの花冠を被せた


あまりにもフワフワした空気にギルダ達には二人の周りに花が飛んでるように見えた



フィ「ねーAシンケーケってなあに?」


『あぁ、神経系はね


ド「要するにバケモンなんだよ


ハウスが生んだバケモン!」


……ソウダネ』



だが常人には常人の戦い方があると上機嫌に言うドンとは正反対にAは黒い笑みを浮かべていた


出た、Aの鉄壁スマイル


とても子供とは思えない腹黒さが漂ってるとギルダは内心思っていた


ドンがあとで何もされませんようにとも←


ドンは鬼ごっこのリベンジをノーマンに申し出た


しかもノーマン以外全員鬼という条件で


こればかりはあのレイでさえも「せこっ…」と言っていたが、


ノーマン以外全員せこいと言う中Aは『クソだな』と笑顔で呟いていた


説明を遮られた事を根に持ってるのだろう


対するノーマンは全く動じず「良いよ、捕まらないから」とあっさり承諾した



ド「言ったな〜後悔すんなよ


最後絶対捕まえようぜコニー」


コ「うん」



今夜このハウスを出るコニーはリトルバーニーを抱き締め笑っていた


その様子を見ていたAの顔に陰が出来ていたのは誰も気付いていない

7→←5



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風蘭doll(プロフ) - 雪/neigerさん» ありがとうございます!個人的にオジサン登場回を書くのが楽しみです(о´∀`о) (2021年3月19日 19時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
雪/neiger - おぉ!続編来た!これからも変わらず応援させて頂きます!!脱獄後が楽しみです! (2021年3月19日 18時) (レス) id: ea2b900886 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 中々笑わない人を笑わせた時の達成感(`・ω・´)家の中で走り回って遊んでたら勢い余って障子に突っ込んだという実話からですw (2021年3月19日 9時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
雪/neiger - 風蘭dollさん» まさかの実話から来ていたw姉のツボ攻略出来たの凄いですw中々笑わないのでw (2021年3月19日 9時) (レス) id: ea2b900886 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 雪/neigerさん» よっしゃお姉ちゃんのツボを攻略した← この時たまたま幼少期に障子を物理的に破ったの思い出して書いたんです笑 (2021年3月18日 17時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections  
作成日時:2021年2月21日 23時

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