生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん【銀魂】【約ネバ】

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昼食を食べ終えた後、


持ち場に着いた私は先程シスターが言っていた事を思い返していた


“良い物くれてやる”


直接手渡された訳ではないからその良い物とやらはハウスの何処かに隠しているはずだ


考えられるのは私達の部屋の何処か


あとでノーマン達にも伝えて探してみるか


それから定例出荷の件もきっと何か裏がある


そっちも探る必要が…



ギ「！！ねぇどういう事！？」


ド「なっ…」


『！？』



レイから合図がないのにママが出てきた


引き付けるどころか閉じ込められたんじゃ…


私はその場を駆け出しハウスの中へ戻る



ギ「！待ってA！」


ド「ギルダ、お前は此処にいろ」


ギ「ドン！？」


ド「Aと一緒にハウス見てくる！


何かあったら知らせる、すぐ動け！」



後からドンも付いて来て二人でレイがいる部屋へと向かう


やっぱりママはレイを切り捨てた


此処から先は間違いなくママの直接支配


とにかく今はレイを部屋から出してエマ達に知らせないと！


部屋の前に辿り着いたがやはり鍵が掛かってる



ド「クソっ！一体どうやって…


またママから鍵掏るしかないのか！？」


『ドン、発想が犯罪者だぞ


問題ないよこれ位


ドンはとりあえずちょっと離れてて』


ド「え、お前まさか…」


『ふふっ、非常事態だから許されるでしょ


強行突破じゃあァァァァッ！！』



足に力を込めておもいっきり扉に蹴りを入れる


すると扉は見事壊れやったねお妙と言いたい所だが向こうからも足が出てきたので瞬時に片手で食い止める


いや、私は扉壊す威力の蹴りをお妙から伝授してもらったからアレだけどレイ君実はゴリラ説？←



レ「え？」


『ちょっと危ないじゃないレイ


いくら閉じ込められたからって扉蹴飛ばすのは駄目でしょ』


ド「扉壊した張本人がそれ言う？？」


『それより早くエマ達の元へ行こう』


レ「そうだ！急がねぇと」



三人でハウスを出て、


ギルダを連れて森へと走る


子供達が遊んでいる中にママはいなかった


つまりもうエマ達の所へ向かってるんだ


急がないと


森の中を走っている内にようやくママ達を見つけた


だけどその光景は最悪だった


ありえない方向に折れ曲がったエマの足


立ち尽くすノーマン


そして冷たく笑うママ


そのママから告げられた言葉に全員背筋が凍りついた



イ「おめでとうノーマン


貴方の出荷が決まったわ


それからもう少し先の話だけど貴方もよ


A」

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