生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん【銀魂】【約ネバ】

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エ「私はノーマンの判断に賛成


でも一つだけ今シスターに確認させて」


ク「なぁに？」


エ「貴方が私達を裏切らない保証は？」


ク「信用してくれないのね」


エ「いいから！」


ク「レイよ


レイがこの事をママにチクれば私を潰せる


でも私がレイの正体をママにチクれば私はレイを潰せるわ


だからお互い裏切らないし裏切れない


それで良いでしょ？」


エ「……分かった」


ク「交渉成立ね」



改めてシスターとノーマンは共闘の握手を交わした


裏切れないなんて言ってたけど油断は禁物


それ位この子達は嫌でも分かってるだろう


特にギルダは一度シスターに目を付けられてた


シスターへの警戒心は彼女が一番強いはず



ド「……シスターもママも農園(ハウス)出身だったんだな」


ク「えぇ、正真正銘同じGF(グレイス=フィールド)農園(ハウス)


ここ第3プラントじゃあないけどね」


『…つまり他にもあるんだ


ウチみたいな所が』


ク「いくつか存在するわ


他にも私にしか教えられない情報何でも教えてあげる


友好の証よ


今夜にでも私の部屋にいらっしゃいな」



その言葉にギルダは怯えていた


この前エマから聞いたがギルダは悩み事の相談という形でシスターに部屋へ呼ばれたみたいだ


「悩み事はない」と答えたもののシスターがそれで食い下がる訳もなくそのままロックオンされちゃったと


不憫というかまぁ……お疲れ様←



ク「あぁそんなに怯えないでギルダ


私は貴方に感謝こそすれ恨んでなどいないわ


だって貴方達二人が波風立ててくれたから標的を特定出来たんですもの」



ギルダとドンの顔が青ざめる


食堂での会話だけじゃない


最初から全部見てたんだ


私も感覚が鈍ってきたな…前ならそれ位気付けたのに



『シスター、あまり二人を怖がらせないで』



自然な苦笑いを浮かべて二人の前に立つ


声色や口角は完璧だけど目は笑えてるだろうか



ク「あらそれはごめんなさいね


でもそうねぇA…貴方はどうしたい？」


『…というと？』


ク「おそらくイザベラは貴方をママの道へ進ませる気よ」


「「「！！」」」


『へぇ？心配してくれるんだ』


ク「貴方も脱獄を望んでいるなら自分の道ははっきりしておきたいんじゃナイ？」


『御気遣いどーも


確かに子供は好きだけど元々そんな地位望んでないから結構よ』



化け物の配下なんて真っ平ごめんだ


それにこの世界の外がどんなものか知りたいしね

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