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翌晩、
私はトイレから部屋に帰ろうとしてると
ノーマンの部屋の扉がわずかに開いてる事に気付いた
隙間から覗けばノーマンとレイが話していた
ノ「情報源……いや
内通者は君だったんだね、レイ」
いや気付くのはっっや！！
すぐ気付くだろうとは思ってたけど早すぎるわ！
瞬時理解力お化けかよ
扉を隙間だけ開けた状態で壁にもたれて二人の会話を聞く
レ「くっ……はははははッ！！」
何だ何だ、バレたのショック過ぎて気が狂ったか？
ちらっと覗くとレイがベッドに横たわってケタケタと笑っていた
レ「あーあ
上手くやってたと思ったのに」
いつもより低い声、長い前髪から見える鋭い目
そしてここぞとばかりの悪人面
レ「お人好しのお前らならもうちょい騙せると思ってたけど存外早く気付いたな
そうだよ、俺がママの
いつから疑ってた？」
8歳の時からでーす←
疑う前に知りました〜
ノ「シスターがハウスに来た夜」
レ「あの晩すぐか……」
そこからは壁越しに黙って話を聞いてた
ほとんどノーマンの推理ショーではあったから適当にうんうんと頷いてると私も気になる質問をノーマンがした
ノ「ねぇレイ
レイはどうしてママの
レ「志願した、自分から」
ノ「！」
レ「いや
「売り込んだ」の方がより正しいかな」
ノ「どうして…」
レ「脱獄の準備さ
全て今この脱獄の為の準備」
ほーん…やっぱりそうなんだ？
でも一体何処で知ったんだろう
私みたいに好奇心が働いてとかではないと思うが
レ「敵を知るにも物を集めるにも敵の懐が一番良い
だから俺は敵に自分を売った」
仕事の出来によって報酬も貰える
危険物でなければ何でも手に入った
ただし全て旧型だったみたいだが
ノ「発信器の壊し方に当てがあるというのも…」
レ「俺は現物を見てる
実験もした、何年もかけて壊し方を突き止めた」
『え”』
思わず変な声が出て慌てて口を塞ぐ
あ…危ねぇ……聞こえてなくて良かった
レ「壊せるよ
断言する、発信器は確実に無効化できる」
マジですかィやるねぇレイクン
レ「そうだお前の言う通りだ
全部お前ら三人を殺させない為だよ」
…三人？
エマとノーマンの二人じゃないの？
あと一人一体誰が……
『……………もっかいう○こ行ってくるか』←
考える事を放棄して再びトイレに向かった
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風蘭doll(プロフ) - 雪/neigerさん» ありがとうございます！個人的にオジサン登場回を書くのが楽しみです(о´∀`о) (2021年3月19日 19時) (
レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
雪/neiger - おぉ！続編来た！これからも変わらず応援させて頂きます！！脱獄後が楽しみです！ (2021年3月19日 18時) (レス) id: ea2b900886 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 中々笑わない人を笑わせた時の達成感(｀・ω・´)家の中で走り回って遊んでたら勢い余って障子に突っ込んだという実話からですw (2021年3月19日 9時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
雪/neiger - 風蘭dollさん» まさかの実話から来ていたｗ姉のツボ攻略出来たの凄いですｗ中々笑わないのでｗ (2021年3月19日 9時) (レス) id: ea2b900886 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 雪/neigerさん» よっしゃお姉ちゃんのツボを攻略した← この時たまたま幼少期に障子を物理的に破ったの思い出して書いたんです笑 (2021年3月18日 17時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2021年2月21日 23時
