生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん【銀魂】【約ネバ】

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エマとギルダが秘密の部屋の存在に気付いた


ドンが入ろうとしてたけど今入るべきではないとレイに止められこの件は一旦保留となった


…そういえばエマは知ってるのかな？


図書室の本の一部に“ヒント”があるのを


たまたま見つけたものだったけど私にとってはこれ以上にないヒントだった


蔵書票に記されたあのフクロウのマークはモールス符号を駆使してメッセージを表したもの


前世で電信に関する知識も得てて良かったわ


こんな形で役立つとは思ってなかったけど


ウィリアム・ミネルヴァが何者かは知らないが


私達の敵ではないのは確かだ


敵ならこんなお助けキャラみたいな事しないでしょう


ましてや同じ人間


人間全員が味方とは言い切れないが少なくとも鬼側ではないだろう



『ごめん、私トイレ行ってくるから先食堂に行ってて』


ギ「分かったわ」



しかし出す物出してすっきりした状態で食堂に入るとあるはずのドンとギルダの姿がなかった


年少児やラニオン&トーマのようないたずらっ子が暴れ回り止めに入ってるのはアンナとナットだけ


何だこの謀反地帯は



『ちょ、ストップストップストーーーップ！！


何事！？夕食の準備ちゃんとしてくれ頼むから！』


ナ「A！やっと来てくれた！」


ア「ドンとギルダは？」


『先に行っててって言ったはずなんだけど…


来てないんだよね？』


ア「うん……珍しいね


あの二人が中々来ないなんて」


『……まさか』


ア「？A？」


『んん、何でもない


大変だけど急いで準備しようアンナ』



さては地下室に向かったな


私がいると止められると承知でトイレに行ったのを良い事に……


ドンらしいねぇ、ギルダも探求心には勝てなかったか



『！』


「A捕まえたー！」


「次Aが鬼だー！」


『コラ、鬼ごっこしてないで手伝え』


「わーーっAが怒ったー！」



夕食の準備を進めてても子供達のお転婆が終わる訳もなく今のように室内鬼ごっこをしてる子達に巻き込まれたりなどした


あんたら皿持ってる奴に容赦なく突っ込んでくるんじゃねぇよ


反射神経良いから良かったものの少し反応が遅れてたら何枚か割ったぞ確実に

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