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背後の野良鬼の存在に気付いた奴は目を丸くして固まる


今度こそ本当に終わりだね__



『さようなら、アンドリュー』



もう二度と出てくんな


そんな意を込めて微笑めば彼は鬼の口の中へと飲み込まれた


あれだけデカい鬼に噛み砕かれたら仮に解剖したとて中に誰もいませんよになるだろう


無事危険物を抹消出来た所で私は呆然と立ち尽くす家族の元へ歩み寄る



『皆大丈夫?』



さっきあのカスに投げられてたアリシアも怪我はなさそうだ


だけど……



『ドミニク…今すぐ手当てするからもう少し我慢してね』


ドミ「うん…ありがとうA」



どうやら先程の銃声はあの野郎がドミニクを撃った音のようだ


彼の足から痛々しく流れる血を見て目を細める


もう少し早く気付いていればこんな事には…



レ「A」


『!…レイ』


レ「お前のおかげで皆この通り無事だ、ありがとう」


エ「助けてくれてありがとうA!


やっぱりAは凄いね!」


オ「怪我はもう大丈夫なのか?」


『それはもう平気、元々そこまで大怪我じゃないし


…ごめん、私がちゃんとアイツを仕留めてればこんな事にはならなかったのに』


ド「何言ってんだよ!ちゃんと倒してくれたじゃんか」


ギ「そうよ、Aがいなかったら私達どうなってたか分からなかったもの


だから謝らないで」



ギルダが俯く私の頬にそっと手を添えふわりと笑う


うん…相変わらず美人だね、優しい妹を持ててお姉ちゃん嬉しいよ


何だか安心して身体の力が抜けるとすぐさまレイが支えてくれた


本当に私の専属執事みたいだなこの子


もう次回からこの作品のタイトル「Aちゃんの執事」で良いんじゃね


なんて心底しょうもない事を考えてるとジリアンが「よし!」と声を上げた



ジ「Aが早く元気になるように美味しいご飯沢山作ろう!」


レ「だな、Aはもう少し休んでろ


出来たら呼びに行くから」


『いや、流石にそれは…私も手伝う』


レ「駄目だ、休め」



ぽいっと寝床に戻され一人拗ねながら朝ご飯が出来るのを待っていた


一人で待つのはめちゃくちゃ暇でした(作文)

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風蘭doll(プロフ) - マニ。さん» お返事遅くなり申し訳ないです!ありがとうございます!不定期ではありますが更新頑張ります! (3月6日 21時) (レス) @page36 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 風蘭dollさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます💝 (2月25日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 天使長さん» ありがとうございます!面白さの原因は夢主が元銀魂界の人間だからです() (8月27日 11時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
天使長(プロフ) - 夢主が面白過ぎる笑シリアスとギャグのバランスが最高です!更新待ってます! (8月26日 22時) (レス) @page16 id: 01c5f89b1c (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 由良の門をさん» ありがとうございます!本人にメガネ掛け機なんて言ってしまうとどこぞの山犬の「黙れ小僧」ならぬ「黙れ小娘」で返してくれるでしょう (8月22日 15時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections  
作成日時:2023年8月7日 0時

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