生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん4【銀魂】【約ネバ】

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近「こここ子供！？Aの！！？


嘘、俺おじさんになっちゃうの！？」


土「いやそこじゃねぇだろ！！


どういう事だ、アイツまだ……っ」



まだ子供だろ、と言おうとしたんだろうが慌てて口を閉ざした土方を見てこの時ばかりは流石だと感心した


そう、俺と沖田君はアイツが転生している事を知っているが近藤や新八と神楽は真実を知らない


前にジジイの蘇生薬で此方に来た時も天国にある孤児院で過ごしているという話を信じているからだ


新八と神楽は驚いてはいたものの、今では相手は誰なんだろうと二人でキャイキャイ騒いでいる


問題は……



沖「結婚したのか…俺以外の奴と……」


銀「こりゃまずいぞ


天下のドS王子が混乱のあまりネットの玩具にされてる台詞を吐いてやがる」


土「しょっちゅうクソみたいな喧嘩はしていたが総悟はガキの頃からAに惚れてたからな…相当ショックだったんだろうよ」


レミ「ソーゴくん、どこかいたいの？」


沖「胸が塵になりそうな位痛いでさァ」


レミ「いたいのいたいのとんでけ〜」



負のオーラを放ちながら部屋の隅でしゃがみ込む沖田君を痛いの痛いの飛んでいけするレミに場が和む


そして沖田君は光の宿ってない目でレミの頭を撫でた



沖「近藤さん、土方さん


レミはうちで貰い受けやしょう


無期限で」


土「いやもうそれ誘拐だろ


駄目だ、親が見つかるまで…」


沖「その親も一体どうやって見つけるってんですかィ」


土「！」



そう、問題はそこだ


何のきっかけでレミがこの世界に来たのかは分からない


ただ沖田君も気付いてるようだ



沖「前みてぇに蘇生薬で蘇らせるだけじゃ駄目ですぜィ


ガキがいるって事はコイツは別世界の…しかも未来から来た可能性が高い


仮に今のAにまた会えたとしても言った所で混乱させるだけでィ」



しんと静まりかえる部屋


そんな中ぽけ〜と写真を見ていたレミが口を開いた



レミ「このしゃしんママがおねえさんのときのしゃしん？」


沖「？まぁ、そうだが…」


レミ「ん〜へんだなぁ


ママ、おめめけがしたの小さいときっていってたのに


このママおっきいのにおめめりょうほうあいてる」



今度は別の意味で更に部屋が静かになった


俺自身レミの言葉を聞いてドクリと心臓が鳴った


目が両方開いてる？小さい頃に怪我した？


一体向こうで何があったんだ？


まさか、胡友ちゃんは…

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