生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん4【銀魂】【約ネバ】

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私の剣を振り払い距離をとって銃口を向ける安藤メガネ


あらまぁとっても怖い顔してらっしゃる



アン「君一人で私を倒せるとでも言うのか？」


『さぁね、けどうっかり殺されるつもりもないよ


待ってる人達がいるから』


アン「食用児風情が思い上がるな！！」



かなりご立腹の様子な安藤さんは銃を乱射してくる


めっちゃキレてんじゃん



『当たってないっつーの


てかそんな怒ったらその素敵な髪型から将来ハゲるよ』


アン「このクソガキ、ちょこまかと…っ！」



めっちゃキレてんじゃん(二回目)


しかも段々口悪くなってる情緒不安定か(←元凶)


銃弾を避け隙を見ては刀を振りの繰り返し


相手は無傷ではないがこいつがまた鬱陶しい位しぶといのである


ちゃんと当たってんのに何で反撃してくんだよ今だって私に斬られて肩とか脇腹とかドバドバじゃんかよ


何だこいつ虚の末裔か何かか？？


虚という単語が脳内に出てきたと同時にふと自分があっちで死んだ時の記憶が蘇る


今思い出してる場合じゃないんだけど、時々恋しくなっちゃうんだよな…江戸(あっち)での思い出が


もし向こうにいる皆が人生全うしたら私やミツバさんみたいに此方の世界に生まれ変わるのかな


……そんな事を今考えたってしょうがないか


銃を構え飛び掛かってきたメガネの手首を掴みなぎ倒す


そしてヤツの上に乗ってガスマスクを外し、見えやすくなった首元に剣を当てる



アン「ハァ……ハァ………ゴホッ


図に乗るなよ小娘……！


貴様ら食用児に生きられる場所なんて存在しない！！


何故抗う！！何故食用児の分際でこの私を見下ろしているのだ！！」


『何よ自分だって支配者でも何でもない下っ端のくせに


まだカリスマ性のある大人相手なら話位聞いてやらなくもないけどアンタからそんなもの微塵も感じないし言ってる事が暴論過ぎて聞く気すらしないもの


アンタには一生理解出来ないかもしれないけど…その“食用児”だってアンタらと同じ“人間”なの


見下ろす？今までの仕打ち考えたら見下ろすだけで済んでるの有り難く思いなさい


だけどここでアンタを野放しにすればまたエマ達が危険に晒される


これ以上大事な人が死ぬのはもう御免なのよ


不安要素は取り除く……私が今ここで』



アンタを粛清する


自分でも酷く冷たい声だと思った


雄叫びを上げながら銃を持ち上げるより先に私はアンドリューに刀を振り下ろした

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