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オ「でも何故敵はそんな隙が生まれる配置を…」


ロ「あのねルーカスが、ひょっとして電話の隠し部屋と食堂の下の武器庫は敵にバレてないんじゃないかって…だから…」



ふーん、なるほど


あのメガネ「内部構造までも知っている」なんてかっこつけてたけどそれが本当なら思いっきり見落としてるじゃん


プププ〜はっずかし〜



エ「ロッシー、ルーカスは今どこに?」


ロ「モニター室を壊したらいつもの出入口を開けてくるって…」


『!』


ユ「あの野郎…!」



それはつまり、私達が突破出来るよう通常出入口の見張りを殺しておくって事?


見かけに寄らず結構無茶苦茶するなあの人


だけどそうすれば確実に向こうにルーカスの事がバレるだろう


とにかく今は気付かれる前に武器庫を抜けていつもの出口から外へ出よう!



レ「!奴ら道を探し始めた!急げ!!」



通信機で向こうの会話を聞いていたレイに走る足を速める


しばらくすると出口のはしごが見えてきて、それと同時に上で銃声が鳴った


おうおうワイルドだねルーくんさっすが


はしごを登れば外へと出れた


周りの子達が安心したりルーカスを見て抱きついたりしてる中、ルーカスはユウゴと目配せをした



ユ「全員(みんな)揃ったか?


じゃあ今の内だ、逃げろ」


『……!』


アリ「えっユウゴは!?」


ユ「俺とルーカスは後から行く


残りの6人を追ってこられねぇようにしとく必要がある」



その意味は私だけじゃなく年長者は皆理解したのか私も俺もと声を上げる


だけどルーカスはそれを阻んだ



ル「いや君達は先に行きなさい」


ユ「子供(おまえら)が背負う必要はない


大人に任せとけ_それに


大人(オレたち)二人で既に定員オーバーだ」



呑気にケラケラと笑いながらガスマスクを見せるユウゴに皆押し黙る


これが最善の判断だ、すぐに追いつくからと言ったユウゴにエマも頷いた



ユ「無事逃げろよ」


エ「ユウゴ達も!」



そう言って私達は一旦別れた__



『……レイ、エマ達をお願いね』


レ「!?おいA待て!!」


『心配しないで二人が無事に帰ってこれそうか見張っとくだけだから!』



焦って止めようとしてるレイに早口にそう告げ出口を逆戻りした

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風蘭doll(プロフ) - マニ。さん» お返事遅くなり申し訳ないです!ありがとうございます!不定期ではありますが更新頑張ります! (3月6日 21時) (レス) @page36 id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 風蘭dollさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます💝 (2月25日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 天使長さん» ありがとうございます!面白さの原因は夢主が元銀魂界の人間だからです() (8月27日 11時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
天使長(プロフ) - 夢主が面白過ぎる笑シリアスとギャグのバランスが最高です!更新待ってます! (8月26日 22時) (レス) @page16 id: 01c5f89b1c (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - 由良の門をさん» ありがとうございます!本人にメガネ掛け機なんて言ってしまうとどこぞの山犬の「黙れ小僧」ならぬ「黙れ小娘」で返してくれるでしょう (8月22日 15時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections  
作成日時:2023年8月7日 0時

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