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由佳「ねぇ.. あなたが本物の占い師なんでしょ..？
お願い助けて.. ねぇ！！
私に入れないで..っ！！」
安藤さんは僕の肩を揺さぶりながら必死にそう叫んだ
そんな彼女に、僕はどうしたらいいのか分からず
ひどく混乱し始めた
大「ちょっと.. やめなよ安藤さん！」
そう言って安藤さんを止めに入る大我くん
ミモリ「もうやだこんなの..っ」
やがて咲坂さんまでもが泣きだした
優「もう.. どうすればいいんですか..っ！！」
結衣「だから安藤に入れろって言ってんでしょ！！」
投票の時間が迫ってくるにつれて、この場は荒れ始めた
由佳「やだ！！！放してっ..！！！」
安藤さんは大我くんの手を振り切り、
再び僕のところにきて泣きついた
由佳「お願い！！
私本当に霊媒師なの..っ 助けて！！！」
結衣「投票！！！」
目の前で必死に涙を流す彼女に放った僕の一言は
.
『ごめん..』
それだけだった
.
結衣「3！！2！！1！！！」
上条さんの掛け声で、みんな一斉に安藤さんを指差した
そして僕の震える右手の指先も、同じ人に向いていた..
僕は、彼女の顔を見ることが出来なかった
なんてずるい奴なんだろう、僕..
ずるいよ、本当に
ずるい
.
＿＿＿＿ヴィィイィイィィン..
由佳「が..はっ..！！」
僕は目を閉じて横を向いたまま
機械音が鳴りやむのをただ待っていた
しばらくして鳴りやんだ機械音は
安藤さんがもう生きていないことを知らせていた
ミモリ「岩橋くん..」
隣にきた咲坂さんは僕の背中を優しくさすった
優しくされる資格なんて、僕にはないのに..
.
『······っ』
僕は、制服についた血を握りしめて
ただじっと、監視カメラを睨みつけていた
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恋桜(プロフ) - 人狼などエグいのめっちゃ好きなのでこの作品の更新楽しみにしてます！ (2018年12月30日 20時) (
レス) id: af8f623459 (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - エグいの全然大好きなのでもし大丈夫だったらこのままハードめが良いです…(>_<)いつも更新楽しみにしてます！！ (2018年12月7日 19時) (レス) id: b7c18960ab (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品の更新を待ってます！とても好きです！ (2018年3月21日 13時) (レス) id: 1664d69c35 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈 - 更新ずっと楽しみにしてました!めっちゃくちゃ面白いです!Fightです^_^ (2018年1月25日 19時) (レス) id: 6143fdd078 (このIDを非表示/違反報告)
優光 - 話の内容がすごくこっていて面白いです！！続きが気になります。頑張ってください！応援しています♪ (2018年1月16日 19時) (レス) id: 7ce76220a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せりな | 作成日時：2017年10月31日 8時
