狂渦に呑まれ【テンプレ集】 (ページ47)

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【深淵の中に】闇纏いページ47

【名前】
グリムザ

【性別】
男性(？)

【外見】
立てば平面座れど平面、浮かぶ姿はプロビデンスの目。
本体は9次元空間にて揺れ動く闇の塊である為に、我々がこの宇宙に存在する限り闇纏いの姿を直接見ることはできない。人間に認知できるのは奥行きの存在しない、空間に投影された姿のみである。
空中に浮かぶ目のような見た目をしており、どの角度から見ても全く同じ形にしか見えない。直接触れることはできず、こちらから物理的に干渉することは不可能。

闇纏い、あるいは彼の眷属より“招待”される事で、深淵に坐する闇纏いの実体を伴った姿を見ることが出来る。……光の一切無い空間で「見る」ことが出来るかは分からないが。
ミハイル図書館の蔵書には、深淵の闇の裂け目で蠢く無数の手が闇纏いの姿として描かれている。(グリムザ自身も信者にその絵を見せてもらったことがあるが、「え、ちょ、うわっ……なにこれ……」とかなり引いていたとの記録が残っている)

【性格】
驚くほど気さくで社交的。そして若干ウザい。
神として崇められる存在ではあるが、人間たちとの交流を好み眷属にならないかと持ち掛けることもしょっちゅう。かなりアクティブな存在である。
地球上の生命体に対しては常に紳士的に振る舞い、分かりやすく親しみやすい言葉遣いで接しようと心掛けている。ただちょっと相手を小馬鹿にしたようなしゃべり方になることもある。

【特徴】
数多の女性を娶っていることからも分かるように、人間に対してはかなり友好的。
自らの目的に都合がいいと認めれば派閥を問わずどんな存在だろうと利用する。

グリムザは高次元にある本体から波によってこちらの世界へ自分の姿と声を届けている、と本人は語る。もっと直接的に干渉する手段もないことはないが、貴重な商売道具であるこの宇宙を大きくいじくりまわすことになってしまうのでそれは避けたい、とのこと。
虚空から様々なものを出してくるなど、わりと直接的にいろいろやっていたりもするが「もともとこの宇宙にあるものを持ってくるのと、全然システムからして別の物を引っ張ってくるのは勝手が違うから」だそう。

……グリムザに関しては謎が多く、彼の能力や人類と交流する目的については専ら彼の自己申告によるところがほとんど。彼の発言や、眷属及び子供たちの証言にどこまで信憑性があるかは学者の間でも意見が割れている。