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【武術】
*戦闘スタイル
戦わない。
というか、常に自分の魔力過多により強烈なデバフが掛かっているような状態なのでまともに走ったりさえもできない。
*ステータス
筋力:1
柔軟:2
技術:1
スピード:−1
センス:1
【魔法】
*内容
・幻惑の霧
幻を見せる霧を発生させる魔法。蜃気楼や立体ホログラムのようなもの。脳内に思い描くものを周囲に映し出すことができるが、導力が低いためか就寝時などに無意識のうちに魔法を発動してしまうこともある。早朝には彼の部屋は異世界のようになったりするが、特に気にしていないどころか楽しんでいるようだ。
ティムの持つ魔力は莫大だが導力と魔力抵抗は凡人並みかそれ以下。魔力抵抗が低いために訓練もあまりできないでいる。
*ステータス
魔力:5
導力:2
魔力抵抗:2
【半生】
ティムの母親はとある男爵家の末娘。一応貴族の娘ではあったが、所詮は男爵、彼女もそれなりの人生を歩んで終わる……ような柄ではなかった。金もコネもろくに持ち合わせていなかったが、若くして官吏試験に合格してすぐ頭角を現し、下手な高級貴族出身の文官よりも遥かに優秀とまで言われるように。
そんな彼女に現王も惹かれ「妻となった後も文官として働くこと」を条件に後宮へ引き入れた。
優秀な父と母の間に生まれたティム。周囲からさぞ優れた才能を持つ子どもになると期待されていたが、優れていたのは魔力量だけ。言葉を話すようになるのも歩けるようになるのも誰より遅く、同年代の頃の両親より秀でた部分は一切見受けられない。それでも母はティムのことを愛していた。
ティムが8歳になる頃、母は過剰な実力主義に警鐘を鳴らすと共に弱者への支援を訴えるようになった。まだ読み書きの苦手だったティムは、父である王の勧めで、従者と家庭教師、そして何人かの使用人と共に地方の屋敷で暮らすこととなった。余剰な魔力を魔法石に移し、魔法を自在に扱う為の訓練に専念できるように、とのことだったが、父王がこの母子を切り捨てるつもりだというのは誰もが感じていた。実際、これ以降父はティムと顔を合わせることは年に一度程度になり、公の場に連れ出そうともしなかった。それでも、ティムは母の心の支えであり愛しい息子であった。
ティムにとって、父から与えられた屋敷が世界のすべてで、自分と母、僅かばかりの従者だけが彼の世界に生きていた。王子らしく生きられずとも、自分の魔力を込めた魔法石に喜んでくれる母と従者がいれば、それで幸せだった。
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キューブ(プロフ) - 桜苗さん» 分かりました! (2020年2月9日 16時) (レス) id: 131a596780 (このIDを非表示/違反報告)
桜苗(プロフ) - キューブさん» ありがとうございます!ではキューブさんのボードに行っても良いでしょうか? (2020年2月9日 16時) (レス) id: 199ddf6f96 (このIDを非表示/違反報告)
キューブ(プロフ) - 桜苗さん» はい、大丈夫ですよ! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 131a596780 (このIDを非表示/違反報告)
キューブ(プロフ) - ろるさん。低 浮 上さん» 分かりました。ではボードの方でお待ちしてますね (2020年2月9日 13時) (レス) id: 131a596780 (このIDを非表示/違反報告)
ろるさん。低 浮 上(プロフ) - キューブさん» あのすみません。サーバー負担がありますので、宜しければボードに伺いますがどうでしょう。 (2020年2月9日 11時) (レス) id: ed26235569 (このIDを非表示/違反報告)
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