第一話《入学式編》 ページ3
桜咲き誇るこの頃、二年に進級しました
実際一カ月前は一年だったので、自分の周りはそんな変わりようもない
ただ、バスケ部を除いて
今年、中学バスケ界最強と謳われた『キセキの世代』が新高校1年となる
その一人、“黄瀬涼太”を我等、海常高校が獲得した
当然のことながら、黄瀬涼太はスタメンに入るであろう
また『キセキの世代』という“天才”を入れたことによって、部内からの反発もあるだろう
まああとは黄瀬本人の性格だろう
先輩達を格下として見下す、なんてことがあったら退部しても支障がない自分が手を下す
笠松「おい向井!お前もっと笑えよ!!入部予定者少なくなんだろーが」
貴方「そうですか?自分では相当頑張っているほうですが…
というか笠松さんキモイです、男に笑えって…
もしかしてそーゆー趣味だったのですか?もとから女嫌いなのは知っていましたが…」
笠松「ちげーわ!!」
貴方「…選手のほうはともかくとして女子マネージャーが来ないのは森山さんのせいですね、確実に」←
さっきから運命だの何だの…
森山さんがモテない理由をきっぱり教えてあげたほうがそろそろいいのか
閑話休題。
この学校は運動部に力を入れていて、全運動中 全国に行ったことのない方が珍しい方
なので基本的選手は推薦などで入学するため、部活勧誘の時間はマネージャー確保の時間とも言っていい
一応は推薦選手も一回各部活動のブースに来るため人はいるっちゃいるが、目的がはっきりしているためごった返すわけでもない
我ら男バスは全国常連のため推薦でこれなかった奴も入部する
また女子から聞いただけだが、バスケはカッコいい、とのこと
去年もマネージャーには困らなかった
しかし今年は少ない
それを笠松さんが自分のせいだと思っているらしい
自分は明らかに率先し勧誘している森山さんだと思うのだが…
貴方「…けど、これからマネージャー希望の女子が増えるでしょうね」
笠松「どういう意味だ?」
貴方「…アレですよ」
そういって自分は少し離れたところにある人だかりに目を向ける
その中心には金髪(黄髪)の長身男子が
笠松「…((ムッ あれをどうするかだが、向井…」
貴方「えぇ…現時点でマネージャーをやっている人のみで今年は動きましょう
…自分も手伝いますよ」
黄瀬涼太 第一印象『自分に必要ない仕事を押しつけやがったデルモ(笑)』
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朔月(プロフ) - フォローさせて頂きました！ (2020年11月5日 13時) (
レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - 愛-chika-さん» フォロバさせて頂きました。有難うございます!続編でも向井君の事お願い致します。 (2015年4月29日 21時) (レス) id: 4caaff4707 (このIDを非表示/違反報告)
愛-chika-(プロフ) - こんにちは！Twitterフォローさせて頂きました！ちか。って名前です。そして続編おめでとうございます！ (2015年4月29日 21時) (レス) id: 884fb4a288 (このIDを非表示/違反報告)
黒岩。(プロフ) - スライムさん» 御指摘ありがとうございます。すみません、現在自分の通っている学校がその時期だったので…私立も色々ありますしね。表現を変えさせていただきたいとおもいます。 (2015年3月30日 17時) (レス) id: 4caaff4707 (このIDを非表示/違反報告)
スライム - はじめまして毎回楽しく拝見させていただいております。ですが一話の初春とは三月始め頃を指すので進級頃を指すにはあまり向いていないのではと疑問を抱きました意図的でしたら申し訳ございません (2015年3月30日 17時) (レス) id: 28b17a0f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒岩。 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年12月4日 23時
