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一方その頃、インタビューが終わり次の渡辺を呼びに来たスタッフと共に向井が楽屋に戻って来ていた。
「しょっぴー緊張しなや〜」
「うるさい」
アドバイスしたつもりの向井に笑いつつも軽く悪態をつきながら渡辺が楽屋を出ていく。
それを見送ってから向井は楽屋内を見回しある事に気付く。
「あれ？めめは？」
思ったより大きな声に皆が一斉に向井を見る。
そのなんとも言えない居心地の悪さに苦笑いをする向井に阿部が声をかける。
「めめならさっきスマホ持って出て行ったから電話とかじゃない？」
「ああ、な…」
『ガチャッ』『ゴンッ』
ドアが開く音と何かがぶつかる音が向井の言葉を遮る。
「〜っ、いった〜!!」
見ればドア前に立ったままの向井にラウールが思いきり開けたドアがぶつかっていた。
「うわっ、康二くん、ゴメン!!」
頭を抱えてしゃがみ込む向井を同じくしゃがみ込んだラウールが抱き締め、ぶつけたであろう箇所を撫でていた。
「大丈夫、大丈夫やから」
少し顔をしかめながらも大丈夫だと安心させるように笑う向井にラウールは申し訳なさそうに立ち上がると向井の手を掴み立たせる。
「ラウ、いつも気をつけろって言ってるだろ」
「はい…」
一連をしっかり目撃していた岩本に叱られ項垂れながら反省していたラウールだったが、ふと思いついたように顔を上げて向井を見た。
「あれ？康二くんがここにいる」
「さっき終わって戻ってきたばかりやからなぁ」
首を傾げながら不思議そうにしているラウールに向井は仕事が終わった事を告げるがそうではないと首を横に振られる。
「さっきめめが誰かとあっちの方に消えてったから康二くんとかと思ってた」
楽屋の左側を指しながら言うラウールに向井の顔から徐々に笑みが消えていく。
「そう言えばいつの間にかふっか居なくない？」
タイミングがいいのか悪いのか宮舘が深澤の不在に気付き声を上げた。
「「え!?」」
向井ともう１人の驚きの声が上がった次の瞬間向井は反射的に楽屋を飛び出していた。
「え？え？どういう事」
現状が理解出来ずキョロキョロと見回すラウールに阿部が近付き耳打ちをする。
「ラウール、グッジョブ」
「あざと」
佐久間のツッコミをスルーし阿部はもう片方の声を上げた人物…岩本に近寄る。
「で、照はなんで驚いてたの？」
にっこりと笑いながら話しかけてくる阿部に岩本は動揺を隠せずただ阿部を見上げていた。
「ブラック阿部ちゃん降臨」
「それな」
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
