共依存【いわ＆こじ】 ページ3
番組収録も終わり皆がまったり各々好きに過ごしている中、岩本は部屋の一角に腰を下ろし荷物を纏めていた。
背後では相変わらず佐久間とラウールの叫び声が響き、時折そこに渡辺の鋭いツッコミが入る。
思わず吹き出しそうになるのを我慢しつつ手を動かしていると急に背中に重みを感じた。
「照兄〜聞いてくださいよ〜」
いつの間にか普段なら佐久間達と共に騒がしくしているはずの向井が岩本に背を預ける形で座っていた。
「ん？どうした？」
仕事終えた開放感と、自分を兄と呼んで慕ってくる向井に岩本も心なしか柔らかい声色で答える。
それに拒否されてはいない事を感じた向井はカメラを弄りながら岩本にだけ聞こえる声で話始めた。
「なんや最近、めめに避けられてる気がするんすよね」
いつもは何やかんやラウールも含めわちゃわちゃとくっついてい事が多い為、避けるとしたら二人が揉めたのかと岩本は問う。
「目黒と喧嘩でもしたのか？」
しかし即座に首を振る振動を感じ、喧嘩ではないと分かると岩本は他の可能性を探る。
「前に比べたら、なんすけど…何かスキンシップ率減ったんすよね」
しかし続く向井の言葉に真面目に相談されていると思っていた岩本は思わず頭を抱えかけた。
「そんな事かよ…」
「そんな事って、俺には重大な問題なんですよ!?」
突然向井が体勢を変え至極真剣な顔で覗き込んできた為に岩本は無意識に顔を離そうとして壁に背を向ける形になった。
「俺から行っても拒否される訳やないんですけど、突然されなくなるんもさびしないですか？」
元々スキンシップが苦手な岩本にとっては理解し難い感情ではあるが、寂しがり屋でスキンシップ大好きな向井には重要な事なのだと熱弁する。
余りの熱量に苦笑いしながら聞いていた岩本は不意に視線を感じそちらの方に目を向けた。
するとその先には深澤と何か話つつも此方に鋭い視線を向けている目黒の姿があった。
「照兄聞いてます？」
目黒の視線の意図が分からず眉を潜めかけた岩本は向井の声に視線を引き戻された。
すると熱弁していたはずの向井は寂しいような悲しげな表情を浮かべていた。
「康二？」
「最近めめ、ふっかさんとばっかいる気がするんすよね…」
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
