笑っていてほしいから ページ33
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康二と共に現場に入ると、真っ先に視界に飛び込んできたふっかや舘さん。
あれからふっかとは仕事が被ることなくて会えてなかったし、しつこいくらいに来ていた連絡もなくなった。
舘さんは昨日の今日だし。
とん、と背中を押されて振り返ると康二だった。
向「はよ入り」
”大丈夫やから”て、安心させようと微笑んでくれているようで、うん、と頷いて部屋に入る。
するとスマホから目線を上げたふっかと目が合って、ドキッとした。
深「おはよ〜。今日も変わらず美人さんだねぇ」
「……おはよ」
深「ふふ、おいで。隣空いてっから」
椅子を引いてトントンと呼んでくれるふっかは、これまでとなにも変わってなかった。
隣にちょこんと腰掛けて、バックを膝の上に乗せていれば斜め向かいに座っていた舘さんも「おはよう」と笑顔を浮かべていて。
「お、おはよ！」
宮「今日はね、俺と阿部とAで撮影だって」
そう言って今日の雑誌撮影の説明をしてくれて、自分の名前が出たからって阿部ちゃんも混ざってきた。
隣ではふっかがさっくんとゲームの話をしていて、何も変わらない。
いつも通りの私達がいた。
.
撮影が始まって、テーマが絆だったからか二人と私を赤い糸で繋ぐような写真になった。
阿「どちらかというと運命みたいだよね」
宮「確かに。縁 -YUÁN-を思い出すね」
「うん、私あの中にラウと絡まりにいったら珍しくさっくんに怒られたね」
阿「佐久間にとっては思い出深い曲だから(笑)」
「反省しました」
はーい、三人もっとくっついて。と指示が飛ぶ。
阿「A、狭い？」
「ちょっとね」
宮「少し我慢してね」
私に対してとことん気遣い屋さんな二人だから、指示に従って二人で私を左右から包むような格好になってコソコソ上から謝られる。
大きいからなぁ、二人。
コテン、と阿部ちゃんの胸に頭を預けたのは特に意味はなかった。
とくん、とくんて鼓動が心地よくて。
瞼を閉じたら、その表情いいねってやたらとカメラマンさんに褒められる。
阿「A、寝不足でしょ？」
「…そんなことないよ」
阿「えぇー、目の下にくまできてたけど？」
「…………」
宮「それは……多分俺のせいだよね」
「…………」
なにも言えずに黙っていれば背後から伸びてきた手が脇の下から顎へと上がってきて、クイッとそのまま押し上げられた。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
