【リボーン】リンゴ少年とミカン少年。

＊第３話：遊戯 ページ3

川に向かう途中の道の森で、



「ひ…！」



「「あ」」



偶然隣の村の男に会ってしまった。



男は青ざめた顔をしてから、腰を抜かしかけてよろけるように逃げようとした。



ヒュンッ



ザシュッ！！




「あ”っグ…？！」




男の左足首を抉った。




俺が投げた、有幻覚で作り出した斧が。




「…なぁに俺たちを見て逃げようとしてんの？」



「そもそもあれはあっちが悪いんだしー。不可抗力ー」



不可抗力、と言ったフランが、恐怖で動くことが不可能になった男の顔を蹴る。



あれ、というのは、つい最近の出来事だった。

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