【イナギャラ】プリズムライブで10連続ジャンプをとんだ伝説のプリズムスタァが宇宙に行くそうです【プリリズRL】 (ページ32)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:7,144 hit

27,厄介な力ページ32

ギャラクシーノーツ号に戻ってきた私たちは、先程の反省会をする。
神童さんは｢動きは悪くなかった｣というが、相手の動きがとても気になった。
データ班として参加した皆帆くん真名部くんがパスが全部先回りされていたと嘆く。

天馬｢つまり、こっちの動きを読まれてたってこと？…剣城もそう思う？｣
剣偽｢っ、あぁ｣

天馬くんが不意に京介ではないその人にふる。
いきなりすぎたのもあるかもしれないけど、その返事はさすがに怪しまれるのでは…？
ほら、みのりちゃんがちら、って見てるよ。

真名部｢なるほど…見えました！サザナーラ人は未来の動きを予測して、先手を打てるのです｣

真名部くんがそう言う。それは…プリズムジャンプも？もしそうなら物凄く脅威だ。

みのり｢その推理はハズレよ。サザナーラ人が見えるのは、未来じゃない。サザナーラ人は、相手の心を目で見る能力を持っている｣

みのりちゃんが…というかこれはポトムリさんの立場なのかな？真名部くんの計算は少し近いけど外れていた。でもそれにしても、みのりちゃんが言う通りなら、プリズムジャンプをすることがバレてしまう。

みのりちゃんの言葉を聞き、みんなが口々に感想を述べる。さくらちゃんは怖がったり、皆帆くんはおもしろがったり。
そんな中真名部くんは瞬木くんがサザナーラ人に話しかけられていたことを問う。それを受け、天馬くんがさらに追求しようとする。

天馬｢何を言われたんだ？｣
瞬木｢あ…うん。……お前達は弱いとか、そういう嫌味だよ｣

瞬木くんのプリズムのきらめきはゆらゆらと揺れている。黒い色は少しおさまったけど、やはりソウルであったはずの動物は見えないままだ。

神童さんがサザナーラ人が厄介だと呈する。
しかし、皆帆くんはなんだか楽しそうだ。裏をかくのも面白そうだと言うが、市川くんに裏の裏をかかれてしまうのでは？と言われてしまう。
私もプリズムジャンプが読まれてしまったら、どうやってシュートを決められようか。

相談したいな、とふと京介のことを思うけど、その京介はここにはいない。
京介じゃないその人を見ても、京介を返して欲しいという気持ちが湧き上がるだけだった。