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you side
『じゃぁ伊作、私帰るね』
新野先生に頼まれていた薬草をお持ちして、
その後は伊作と乱太郎くんと一緒に
薬草園の手入れをした。
この間株分けした薬草も、保健委員の皆に
大切に育ててもらえて嬉しい。
伊作「Aさん、ありがとうございました！
僕はこれから、乱太郎と山へ行ってきます」
『うん、気をつけて』
乱太郎「Aさん、さようなら」
『うん、さようなら。またね』
さすが若いし忍たま。
元気だなぁ。
さぁ、私も帰ろう。
持ってきた籠と荷物を取りに、医務室へ向かった。
食満「あ、Aさん」
『食満くん！こんにちは』
途中、廊下で食満くんに出会った。
食満「こんにちは。来ていたんですね」
『うん。薬草を届けて、薬草園の手入れに。
食満くんは……』
食満「そうですか。お疲れ様です。
俺は用具委員会の仕事で、埋め戻しを」
『埋め戻し？』
生徒たちの掘った落とし穴と塹壕の埋め戻し作業も、用具委員会の仕事らしい。
『あ、だからね』
食満「え？」
私は手ぬぐいを取り出して、
食満くんの頰を拭いた。
『ほら、きれいになった』
埋め戻し作業の時に顔に土が付いたのだ。
すると食満くんは、
無言で手ぬぐいも持つ私の腕を握った。
なんか無言、怖いのですが。
食満「……Aさん」
食満くんはするりと手ぬぐいを抜いて、
私の頬を優しく撫でた。
食満「ほら、きれいになった」
ぱっと見せられた手ぬぐいには、
少し土汚れが付いていて。
食満「薬草園で付いたんじゃないか？」
『やだ、恥ずかしい。
……でも食満くんが気付いてくれて良かった』
私は思わず、手で頬を覆う。
もう、全然気付かなかった。
顔に土を付けたまま帰るなんて恥ずかしいもん。
食満「帰るんでしょ？送って行きますよ」
『ありがとう。荷物取りに行ってくるね』
私は荷物を取りに、医務室へ急いだ。
食満「そういう事言うから………」
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はな(プロフ) - 舞美さん» 舞美さん、初めまして！読んでくださって、ありがとうございます！！そう言ってもらえて感激です…だいぶキャラ崩れしていると思うんですが、お許しください。これからも更新頑張ります！コメントありがとうございます:) (2021年5月4日 23時) (
レス) id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
舞美(プロフ) - はなさんの作品大好きです｡土井先生といい利吉さんといい、、私徳でございます、、。これからも応援してます！ (2021年5月3日 21時) (レス) id: 762e6989c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年4月18日 15時
