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you side
本日は忍術学園にて、
薬草園の手入れをしています。
伊作「Aさん」
『はぁ……』
恋とは、なんて幸せで愛しくて
伊作「Aさん」
『はぁ……』
恋とは、なんて苦くて切なくて
食満「俺に任せろ、伊作」
恋とは、なんて……
『いひゃい！』
目の前に影ができたと思ったら、
突然ぶにっと両頬を摘まれ、横に引っ張られる。
思わず飛び上がった。
『なっ、何するの……食満くん！』
食満「百面相、おもしろいからやめてくれ」
百面相って、おもしろいって……私は頬をさすった。
伊作「どうしたんですか？
ぼーっとして溜め息ばかり」
一緒に手入れをしていた伊作が、
体調を心配して私の顔を覗き込む。
食満「この間の休みに、土井先生と出掛けたから」
『んなっ、何で知ってるの！』
ずばりその通りだ。
半助さんが会いに来てくれた日のことが
まだ尾を引いている。
勿論、良い意味で。
食満「あの日、土井先生が出掛けて行くのを
ちょうど見かけたんで」
伊作「なるほど！本当、土井先生と仲良しだなぁ……
でもどうして溜め息を？」
それは……楽しくて一緒にいられるのが嬉しくて、
幸せで堪らなかったからなんだけれど。
お付き合いしてること、言ってもいいのかな。
『うーん、それは……あの、えっと』
ふたりに詰め寄られて返事に困っていると、
後ろから声がした。
土井「楽しそうだな、三人で」
『あ、半助さん……！』
振り向くと、出席簿と教科書を抱えた半助さんが
にこにこと笑顔で立っている。
土井「Aさんも、伊作も留三郎もお疲れ様。
私はやっと補習授業が終わって……」
食満「そんなことより土井先生。
ちゃんとAさんの面倒みてください」
土井「え、ええっ！？」
食満くんの言葉に、半助さんはほわっと頬を染めた。
慌てる姿が可愛い……って思ったりして。
伊作「ずっと浮かれてるんだから。ね、Aさん」
『や、やめてやめて！恥ずかしいぃい！！』
ぎゃー！と顔を両手で覆うと、
半助さんは私の隣に立ち、肩をぐいっと引き寄せた。
土井「伊作、留三郎。
私たち、お付き合いすることになったんだ」
『えぇっ！？』
思わず大きな声がでた。
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はな(プロフ) - 舞美さん» 舞美さん、初めまして！読んでくださって、ありがとうございます！！そう言ってもらえて感激です…だいぶキャラ崩れしていると思うんですが、お許しください。これからも更新頑張ります！コメントありがとうございます:) (2021年5月4日 23時) (
レス) id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
舞美(プロフ) - はなさんの作品大好きです｡土井先生といい利吉さんといい、、私徳でございます、、。これからも応援してます！ (2021年5月3日 21時) (レス) id: 762e6989c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年4月18日 15時
