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15日目 ページ16

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北side





音駒のマネと散歩がてら買い物に行く途中、ピロン♪と音と共に、






A「アップルパイ…」





と、ボソッと聞こえた





北「アップルパイ追加やな」





と言うと、えっ?!とびびってるマネ。




声出てたでと教えると、幼馴染みの研磨からのLINEらしい





北「音駒のセッターの子やな」




A「そうなんです、はぁ黒に請求しよ」




と言う音駒マネの顔はニヤニヤしてはる





北「本人からとらんとアカンで」




A「わ、わかってます!…あ、着きました」




お店には入り、カゴを持つと





A「わ、私が持ちます」




北「気にせんでええ」




A「で、でも」





北「こう言う時はお願いしますやで?」





A「…お、お願いします。ありがとうございます」





北「よろしい」





スポドリの粉を大量にカゴにいれ、デザートコーナーでアップルパイをカゴにいれる




A「北さんは何か甘いもの食べますか?」




北「いや、ええ。音駒マネさん買ったらええやん」




A「…で、でも荷物も持たせてるので何か買いましょう!」




北「…じゃあ、俺もアップルパイにするわ」




そう言うと、パッとカゴにいれレジに向かう




北「…音駒マネさんはシュークリームなん?」





A「その呼び方…」





北「?」




A「音駒マネさんじゃなくて、私にも名前あります」





北「あ、せやったな。すまん、じゃあA」





そう言うと、ニコーと笑顔になり





A「よろしい!」





と、俺の真似をしてきた





北「…似とらん」









会計を済まし、外へ出る




A「あ、明るくなってきましたね」





北「せやな、戻ることにはちょうどええ時間や」




A「そうですね」





合宿所に戻り、食堂でアップルパイを3人で食べる




研磨「あっ、美味しい…これ」




A「私の汗と涙が」





研磨「…な分けないでしょ。」




A「酷い!」




北「お二人は仲ええな」




研磨「まぁ、幼馴染みだからね」




A「研磨、年上には敬語」




研磨「あっ、そうか…」





北「そんなんええで、研磨は敬語なれてへんやろ」




研磨「あんまり好きじゃない…」





北「気にせんでタメ使い」




研磨「ん、ありがとう」





A「…ず、ずるい」




北「Aは、敬語使いな」




A「はい」

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作者名:ぶはは!!! | 作成日時:2019年9月19日 10時

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