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大学校内を見渡すとカップルが何組か見える
その中に先程見た、ウヨンと彼女の姿が見えた。
二人はぴったりとくっついて歩いていた
その姿を見て私は、やっぱり彼女にも申し訳なくてウヨンとのお祝いは断ることにした
そして、私も恋をしてみようと思った。
男の子と出会いが皆無の私は友人から聞いて男性と相席になるお店に行く約束をした
ウヨンには誕生日の日に予定が入ったと連絡をした
WY「大事な用事なの?」
「うん」
WY「夜会えないの?」
「遅いと思うし、毎年お祝いしてくれなくて良いよ!」
WY「は?」
「もしかして、プレゼント買ってくれてたㅎㅎ?」
WY「本気で言ってるの?」
WY「毎年やってきたじゃん?」
「うん、だってウヨン彼女いるじゃん」
WY「それがダメな理由?」
「うん」
WY「そう、わかった」
そこからは会話は止まって誕生日当日の今日もメッセージは入ることは無かった
毎朝この日はウヨンからのメッセージと電話で祝われてきた。
今年は母のおめでとうが一番最初だった。
友人たちと待ち合わせをしてカフェで誕生日を祝ってもらった。
しばらくおしゃべりをして、化粧を直して相席居酒屋に繰り出した
友人「それにしても、誕生日にこんなところで飲むなんていいの?」
「誕生日だから焦ってるのかも…私も恋愛したいなって思ってきたから」
友人の心配をよそにワクワクしながら向かった相席居酒屋はそれなりに楽しかったし、何人かと連絡先も交換した。
まあまあ、よかったのかな…
それでも、ピンと来る人とは会えなくてそう簡単にはいかないか…と少し凹んだりもした。
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作者名:えむ | 作成日時:2023年7月30日 1時