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三度目の食事は、二度目から2日後。
2,3日に一度のペースでご飯に行っている私たち。本当に奇妙な関係だ。
もはや全てが夢のようで、緊張すらしなくなってきた。いや、さすがにメイクや服装は気にしているけれど。
キヨも慣れてきたようで、敬語もとれてまるで友達のように話してくれるようになった。
キ「今日は牛タンな」
『またそんな高いものを…』
キ「いや、俺が牛タン好きなの知ってるだろ？ 食べたいだけだよ」
『本心なのか分からないです…』
ははは、と笑いながら行きつけらしき牛タン屋さんに入ろうとした。
そのときだった。
「あの〜キヨさんですよね？」
若い男性の声が、後ろから聞こえた。
まずい、きっとキヨの視聴者だ。この状況、どうしたらいい。
私はキヨとは関係ありません、他人ですってフリをしないと。
でも、私とキヨが会話をしていたところも見られていたかもしれない。それなら他人のフリなんてできない。
ああ、こんなことならお店で待ち合わせにすれば良かった。なんでそんな考えに至らなかったんだ。
パニックになってしまい、自分を責めていたとき。
キ「Aさん」
キヨの優しい声が、そっと私の耳をくすぐった。
私を落ち着かせるように、優しい低音の、ゆったりとした声。
けれど、今私に声をかけてしまったら。
キ「大丈夫だよ、落ち着いて」
キ「こいつ、俺の友達」
"友達"。今出てくるはずがない単語が聞こえて、私は俯いていた顔をパッと上げた。
『とも、だち…？』
キ「そ。…悪ふざけやめろよな、さかたん」
さかたん、と呼ばれた男性は、いひひっと私たちの後ろで笑っていた。
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みやこ(プロフ) - きょちゃちゃさん» きょちゃちゃ様、コメントありがとうございます( ¨̮ )不定期更新にはなりますが頑張ります！楽しんでお読み頂けると幸いです☺︎︎︎︎ (2022年12月17日 23時) (
レス) id: 49dadc6dbe (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - んんっ...続きがめっちゃ気になります...！更新楽しみにまってます！ (2022年12月9日 9時) (レス) @page22 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやこ | 作成日時：2022年10月7日 14時
