お願い ゾム視点 ページ11
「ねぇ、ゾム…」
「！なんやA！」
さっきよりかは回復してきたA。
この調子で治ってくれればいいのにな
「私のお願い、聞いて？」
「お願い…？」
まるで彼女は自分が死ぬ事を理解しているような、最後のお願いとしか俺の頭には考えられなかった。
「ゾム…私が死ぬまでさぁ、私を愛してくれる…？」
「当たり前やろ！Aは俺の女や！他の男には渡さんし、それに…」
お前は死なん。その言葉が喉元で止まってしまう。どうしても言えない。言ってしまったら彼女が安心してどこか遠くに行ってしまう気がして。
「んふふ…ありがとう…私もゾムの事愛してるよ…だからさ…」
彼女が「私が死んでも忘れないでね」と言うような気がして、固く目をつむった。
この現実が想像になれば、夢になればいいのに
そう願ってもこの運命は回り続けてしまう。
「私が死んだら私の事は忘れて…」
「…え」
どうして？
何故忘れて欲しいのだ？
「どうしてや？」
そう一言聞いてみたが反応はなし。
「なぁ、A…！」
彼女はポロポロと大粒の涙を頬に伝わせ泣いていた。
「あのね、あた、し、貴方には幸せに、生きてて、欲しいの…っ！だからさ、私の事は忘れて、幸せになって…？」
そう涙を流すAは俺の手を固く握っていた。
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rrr - ひなひなひなひなさん» おんなじこと思ってた・・・(同じくボカロ廚ですスミマセン) (2022年2月18日 9時) (
レス) @page5 id: b33e826b00 (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - 推しとの恋愛で発狂した(夜中)それにしても、『私の一等賞を奪いに来て』…僕の一等賞を奪いに来て？奪いに来て？恥ずかしがらないで！が頭に…(ボカロ厨ですスミマセン) (2020年3月20日 3時) (レス) id: 6dd1ea0e59 (このIDを非表示/違反報告)
桃缶ビール - 冬季氷麗さん» ゾムカッコいいですよね〜ついでに私はショッピくんも好きです(聞いとらんて？) (2019年8月8日 15時) (レス) id: 8d0af2299f (このIDを非表示/違反報告)
桃缶ビール - zut（ジット）さん» 先にこっちを考えていたのですがあちらを先に作ってしまい、本来こちらが第一号だったのを第2号になったわけです。…説明下手ですね…すみません (2019年8月8日 15時) (レス) id: 8d0af2299f (このIDを非表示/違反報告)
冬季氷麗 - ゾム〜 (2019年8月8日 12時) (レス) id: 95b404386d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃缶ビール | 作成日時：2019年8月7日 16時
