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、
「ご馳走さまでした。」
『お粗末さまでした。』
テーブルで向き合うように座って
お互いに頭を下げるこの光景。
「いやぁ、やっぱAさんに
リクエストしててよかった〜。
どうしてもAさんの手料理食べたくてさ。」
そんなことを言われて
徐々に顔が熱くなるのがわかる。
それがバレたくなくて、
急いでお皿をシンクに片付け始める。
『っ、そうなの？
こんなので良ければいつでも作るよ〜？』
冷静に、冷静に。
落ち着いて。
自分に言い聞かせながら
お皿を洗い始める。
「あ、俺も手伝うよ！すすぐね？」
腕まくりをしながら
ヒョコヒョコと私の隣に来る大ちゃん。
シンクもそんなに広くないし、
ちょっとだけ腕が触れ合う。
さっき抱き締められた光景を
思い出してしまう。
『じ、じゃあお願いしよっかな。』
スポンジをモコモコあわ立てて
洗ったお皿を彼に渡す。
「、、キャンプ、楽しかった？」
『ん？ん〜。まぁ幼馴染も居たからね。
それなり、かな？』
「そっ、か。」
『大ちゃん達なかなか行けないもんね。
忙しいんじゃない？』
「まぁね。
でも、今年の夏はメンバーみんなで
ロケで行ったんだよね〜。」
『そうなんだ？
みんなで行くとなると楽しそうじゃん。』
「野郎ばっかりだから確かにはしゃいだな。」
こうやって笑って話ながら
食器を２人で洗うなんて、新鮮。
思ってもみなかったなぁ。
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます！作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります！ (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ！としていつまでも見ていられます！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン姫
| 作成日時：2019年4月28日 23時
