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、
帰宅してすぐ携帯を見ると
15分前に真ちゃんから着信があった。
私もしかして忘れ物したのか？
折り返しかけ直そうとしていると、
ピンポーン
『え？真ちゃんまさかっ！』
わざわざ持って来てくれた！？
慌ててモニターを見れば
キャップとマスクをした男性が顔を背けて映る。
いやいや、誰！？
顔わかんないんだけど、、。
もぉ、真ちゃんそんなに
意地悪したいわけ？笑
私も意地悪返しで通話ボタンを押さず
モニターで監視していると、
何やら書き留めた紙をカメラに向けてきた。
"有岡です"
『はっ！？大ちゃん！？』
そのフレーズに
すぐにドアの解除ボタンを押した。
けど、何で！？
モニター前で立ち尽くしたまま
動けないでいると、
ピーンポーン
ルームチャイムが鳴った。
どうしよう、
大ちゃんなりすましだったら、
怖い。
そんな恐怖を抱きながら
恐る恐る覗き穴を確認すると、
『っ！』
今度はちゃんと、
マスクを外した顔が見えた。
大ちゃんだった。
ガチャ、
『ど、どうしたの！？』
「ごめん、先に中に入ってもいい？」
『あ、そだね！どうぞ！』
、
久しぶりに会った彼は、
髪を切って緩くパーマをかけていた。
『仕事帰りだったの？ご飯、食べた？』
「うん、今日はロケで弁当出たから食べたよ。」
急な訪問だったし
あれ以来で心構えも出来てない。
恥ずかしくて顔なんて見れなくて。
コーヒーメーカーをゴソゴソ触る。
『じゃ、コーヒー淹れるね。』
「ありがと。」
大ちゃんの方なんて見れない。
ただただ
平静を装うので精一杯だった。
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます！作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります！ (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ！としていつまでも見ていられます！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン姫
| 作成日時：2019年4月28日 23時
