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私が変に気にするからいけないんじゃん。






あんなに悩んでたけど、
この前友美に話してスッキリして
自分でも処理をしていたら急にけろっとしてきた。





大ちゃんも悪気があるわけじゃないし。

第一、大ちゃんだから
あんなことされても


、、、嫌じゃなかったし。






『あぁやめやめ!妄想すんな!』



残業を終えてひとり控え室で独り言。

、、久々に行こっかな。















「仕事もう落ち着いたのか?」

『まぁ、ぼちぼち、かな。』





久しぶりに訪れた真ちゃんのとこ。
相変わらず優しい真ちゃんは
仕事が忙しい私を気遣ってくれる。


はい、と出された
いつものだし巻き卵とワイン。




『ありがと。いただきます。』





残業後に来たと言ってもまだ19時過ぎ。

ほどよくお客さんも居て、
真ちゃんも忙しいだろうし、
この一杯飲んだら帰ろうかな。



「気にすんなよ。
ゆっくりしてっていいから。」

『すご。なんでわかったの。』


まるで心を見透かされたように
声をかけてくれた真ちゃんに
ギョッとする。


「いいから、ゆっくりしてけ。
お前、疲れてそうなんだもん。」

『、、ん。ありがと。』

「疲れは肌の天敵だろ?」

『ちょ、ちょっと、!?』



ドリンクを作りながら
微笑む真ちゃんに
あぁ、元気付けてくれてるんだなって
心があたたかくなる。


「そう言えば、
有岡くんも仕事忙しいみたいでさ。
一緒のタイミングで来てないんだよね。」


『そっか。』



「お前ら、仲良くなったからさ。
、、、気になんじゃないの?」

『え、!?』

「連絡先も知らないんだし、
元気にしてるかなぁ、って思わね?」

『あっ、あぁ。それは思うよ?
テレビつければ忙しそうなのわかるもん。』


そう、

そうなんだよね。

大ちゃんは芸能人なんだし、
今をトキメクアイドルなんだもん。
休みが無いのだって無理ないし。

こうして会えないのが普通なんだから。



「ま、大丈夫だろ。」

『何が、』

「ふふっ」

『え、何。』


真ちゃんが含み笑いする時って
大抵嫌な予感しかしない。


『じゃあさ、今度もし来た時は
よろしく言っててね。
私は元気だよ〜って。』

「まぁ俺が言わなくても
そのうちまた会えんだろ。


ま、言っとくわ。」








その後も他愛もない話しをしながら
ひと通り食べて飲んで、
お店を後にした。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます!作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります! (2019年5月26日 21時) (レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ!としていつまでも見ていられます! (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プリン姫 | 作成日時:2019年4月28日 23時

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