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「A、番号変わってないよな?
じゃ、後から電話する。迎え行くから。」






一旦タカちゃんと別れた後、
すぐに友美に連絡した。



"いいじゃん!
この再会も運命かもよ?"



『、、でたでた。』


友美は私の気も知らないで
面白がってるんだろな〜。



そんな中、
ふと頭をよぎるのは、
大ちゃんのことだった。



タカちゃんと再会して
この後ろめたくなるような感情、
大ちゃんに知られて欲しくない。
そんな気持ちがじわじわと出てくる。





ブーッブーッブーッ





そんな事を考えてると、
狙っていたかのように
大ちゃんから電話がかかってきた。


『も、もしもし!?』

【もしもし?
ははっ、なんでそんなに驚いてんの?
もしかして、俺からかかってくるとでも
思ってたんでしょ〜?】

『えっ、、、えっとぉ〜』

【もしかして図星!?】

『あっごめん!
ちょうど携帯見てたら
大ちゃんからだったからっ!』

【なぁんだ〜、、嬉しかったのに。】


受話器から聞こえる大ちゃんの声は
すっごく楽しそうで
誕生日にこうやって電話が出来ることが
何より嬉しかった。



【あのさ、
今日の夜って時間ある?】



『今日?あ〜、、ごめん。
ちょっと予定入っちゃってて。』

【そっ、か。】


『、どうかしたの?』




【ん?あぁ、
今日は予定してた収録がなくなって
時間取れそうだったから
今度の忘年会の件で話したくて。】



『そうだったんだ!
夜何時に帰るかわかんないけど、
終わってからで良ければ私は全然良いよ?』




【わかった。じゃあとりあえず、
また連絡するね。】

『うん、わかった。』





わざわざ貴重な時間を
私とのことで使ってくれるのが嬉しかった。
、、自惚れかもしれないけど、ね。


電話を切って軽い足取りで
街中を歩く。


ただ、
タカちゃんのこと。



大ちゃんに話した方がいいのかな。




その不安だけが
ずっと胸をモヤモヤさせていた。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます!作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります! (2019年5月26日 21時) (レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ!としていつまでも見ていられます! (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プリン姫 | 作成日時:2019年4月28日 23時

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