【銀魂】神様仏様ゴリラ様。お前ら一生恨むから覚悟しておけよコラ。【高杉晋助】【神威】

誰か助けろください。20 ページ24

Aside


ま○子ちゃんは、「ソイツを今すぐ降ろせ。降ろさねェと、アンタの脳天にコレがぶち込まれることになるッスよ」とアホ毛野郎のほうに銃を向ける。

ちらっとアホ毛野郎を見上げると、銃を向けられているというのに、ニコニコと笑顔を貼り付けたままでいる。ひい何この人。



その笑顔に狂気を感じ、身体をブルッと震わせた私は、「ま○子ちゃん助けて！今すぐ！right now！」と助けを求める。
そんな私に対して、「それが人にものを頼む態度か！！しかも無駄にネイティブな発音してんじゃねえッス！」とツッコまれる。


うん。君、大阪で漫才やったほうがいいよ。
童○チェリーメガネで良かったら相方にあげる。
ツッコミだけの漫才も面白いよきっと。


「折角欲しかったモノを手に入れたのに、そう易々と渡すワケがないだろ？無理なお願いしないでよ、ま○子」
「いやお願いっつーか、どっちかと言うと脅し....アァァァァま○子ちゃん落ち着いてええええ！！いきなり銃を乱射すんなああああ”あ”あ”あ”」
「アンタらまとめて地獄に落としてやるッス！！オラ、死ねえ！」
「あれッ！？趣旨変わってね！？私まで殺す方向になった！？ド、ドウイウコトナノー！？」


私を抱えながら弾を避けているコイツの笑みはまだ張り付いたままで、な、な、何やこのアウェイ感ー！と狼狽えると同時に、私を抱えながら軽やかに動くコイツの身体能力と筋肉に驚きを覚える。

チートすぎて笑えねえ。スゴい通り越して逆にキモいわ。


「もーしつこいなあ。そんなにねちっこいと、シンスケに嫌われるよ？」
「黙れ！コレは晋助様の命令だから仕方なくやっているだけッス！！本当ならこんな女、火で炙るなり氷漬けにするなり好きにしろって思っているぐらいだわ！」
「さらっとヒドイこと言ったな！？やめてそういうの！わたし意外とメンタル弱いんだから！！」


私のライフはもう0よ！と嘘泣きしながら叫ぶと、無言で銃を一発放たれた。怖すぎてガチ泣きした。ひどすぎるよこの子。


よしよし、と言って私の頭を撫でてくるコイツの手を払いのけないくらいには弱っていた。
まn....また子ちゃん容赦なさすぎでしょ。仮にもわたし一般人だよ？ねえ、そこんとこは覚えてるよね？忘れているとか言ったらまた子ちゃんの染みつきパンツ、高杉さんに渡してやるからな。

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