【銀魂】神様仏様ゴリラ様。お前ら一生恨むから覚悟しておけよコラ。【高杉晋助】【神威】

誰か助けろください。9 ページ11

Aside


「で、何のご依頼ですか。お客さん」


ソファに寝転がりながら(私のお金で)買ってきたいちご牛乳を飲みながら、面倒くさそうに私に問いかける銀さん。


うん、そんな露骨に顔に出すとは思わなかったよ。
仮にも客の前だぞお前。せめて座って。いや座れ。

そんなに私の依頼を聞くのは嫌ってか。


「死ねよ天パ」
「え、なに？それが依頼なワケ？随分物騒だなオイ」
「おっと、口が滑っちゃった。ごめんなさ〜い、お前のその死んだ魚のような顔見てたらついつい本音がポロリと出ちゃう体質なのよ私〜」
「殺すぞメス豚」
「誰がメス豚じゃコラ」


どこぞの童顔と同じこと言ってんじゃねえ。私はブヒブヒ鳴かねェぞ。こんな可愛い可愛い豚がいてたまるか。

メス豚って言ったらさー、アンタにぞっこんな忍びがいたじゃん。


前に万事屋に遊びに行った時、『髪が銀髪で死んだ魚のような目をした木刀をぶら下げた男以外は拾わないでください』っていうダンボールに入って待機していたんだよな。

つい拾って「おいマダオ。プレゼントフォーユー」って渡したよね。その瞬間、そのメス豚の眼鏡ごと目潰しくらわせていたコイツの顔を私は一生忘れない。



新八の「二人とも喧嘩してないで！本題に入らないでしょうが！！」という声で、私は店であった出来事を話した。


その話を聞いた三人の反応は


「「「え、大丈夫じゃね？」」」
「はあ！？」


ハイまさかの塩対応キターーーー。おいお前らどういうことやねん。

どんな小さな依頼でも引き受ける。それがこの万事屋のモットーなんじゃないんですかあ！えぇ！？


「神楽....まさかアンタまでそういう反応するとは....嘘でしょ...」
「ストーカーされているなら話は別アル。でも会ったのはその1回だけなら、そいつはストーカー予備軍でも何でもないネ。お前の自意識過剰アル」


私が買った酢昆布食べながらそう言い放つ。
アレッ、今日はすっげえ辛辣だね神楽ちゃん。お姉さんの心に傷が出来たよ。つーかそういうこと言うならそれ返せ。

私がここまで来た意味がなくなっていくぅぅ。もうやだコイツら嫌い。


「えっと....じゃあつまり、そちらの対応としては...『何もしない』っていうことなの？」
「当たりめェだろ。仮にそいつが現れたとしても、お前のその性格知ったら幻滅してさようならってことになんだろ」


至極真面目な顔でそう言ってきた。お前マジ死んでくんね？

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