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アクセサリーの店についた。


「さあ、何に致しましょう。」


「んーそうね・・・。



これ。」




「・・・それ、ですか?」



「ええ。なにか?」




私が選んだのは、太輔がつけている漆黒の林檎の赤いものだ。


「なぜ・・?」



「いいから。
御代は、私が払う。」




戸惑う太輔をよそに会計へむかった。









帰宅後・・・。






私の部屋にコーヒーを持ってきてもらった。


「失礼いたします。」



「ねえ、太輔。


こっち来て。」




「ここ、座って。」


太輔持ってきたコーヒーを机に置いて、太輔を椅子に座らせる。




背後に回って太輔がつけているネックレスに手をかけた。


「太輔?

じっとしててね?」


手際よく外して今日買った赤い林檎をつける。



「私にこの、漆黒の林檎を付けて?」


太輔が私にネックレスを付けた。



「これは、指輪交換と同じ。


誓うわ、太輔に愛を・・・。」



驚いた顔で太輔はうなずいた。
でもすぐに妖艶な笑顔に戻って、



「思い出したのですか?」

「ええ。思い出したわ。




太輔は、ずっと待ってってくれたのね!」






「ならば私も誓います。

Aに愛を・・・。」





その時11時を知らせる鐘がなった。

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設定タグ:藤ヶ谷太輔 , Kis-My-Ft2 , 執事
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作者名:nnnxxx | 作成日時:2015年1月31日 11時

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