良くある 愛されモノ設定【 呪術廻戦 】

呪術廻戦 : ▽ ページ22

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A 視点




結局、お風呂に入るギリギリまで私 VS 悟の攻防戦は続いた。…が、勝者はわ・た・し・だ。




五条「 A、僕の分も。」



『 ん。』




冷蔵庫に行ったついでに2つアイスを手に取りストロベリー味を悟へ、クッキークリームを自分用に。

毎日恒例 お風呂上がりのアイスターイム。

少しお高めなダッツだ、ダッツ。



座る位置も常に一緒、
テレビ前のソファーに並んで座る


一種のコミュニケーションだと私は思ってる。




五条「 そう言えば、僕 Aに聞きたいことあるんだけど。」



言葉を促すように黙っていると悟は察して話し出す






五条「 両面宿儺とどう言う関係？」




『 そんなに知りたい？ 』




五条「 そんな言葉で片付く話じゃないでしょ。」




彼の六眼はやはり有能だ。

五条 悟 彼自身が最強と言う事もあるけど、格の違いを如実に表しているのが彼の六眼(め)だと断言できる。




五条「 それに、僕はAに言ったよね。僕のために_____________ って、それを君も了承した。そうでしょう？？？ 」






その話を間合いに出されては、答える他ない






『 ヒントをあげるなら、ウチはほとんどの者が宿儺様って呼ぶよ。 』





五条「 でも、君は違うってことか。」






『 いや、他と何ら変わらないさ。』







五条はそれ以上踏み込めなかった。
学生の頃から常にAを見ているから彼女のことはわかっていたつもりだった

でも、たった今 横にいる彼女の表情(かお)を自分は知らない。

こんなに消えてしまいそうな程の儚さを含んだ彼女を今までに見たことは無い。



自分の見てきた 彼女はほんの一部に過ぎない


その事実を突きつけられていた。









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