呪術廻戦 : ▽ ページ23
.
五条「 あっ、言い忘れてた。明日は、3人目の1年生を迎えに行くよ。」
余り興味無さそうにへー。とだけ言うAに五条は呆れたような嬉しそうな笑顔を見せる。
五条「 もう少し 他人に興味持ちなよ。」
『 …ちゃーんとイカれてる生徒は大歓迎だよ。』
楽しみだ。と呟いた彼女はもう既に何時もの調子で何故か安心してしまった五条は自分の右手を差し出す
五条「 よし、明日も早いし寝ようか。」
『 遠足前か?』
クスクス笑うAの手をとり寝室まで向かう
結局 ベットに入る直前まで繋がれていた手は離され
変わりにとでも言うようにちゃっかり先に自分の場所を確保したであろう五条は腕を広げてAがベットに入ってくるのを待った。
五条「 おいで 、A 」
『 一緒に寝るつもりなの? 』
五条「 当たり前でしょ。」
首を傾げる五条に軽く恐怖を覚えつつ、Aも別に五条がいるから居心地が悪いなんて事はないので、素直に彼の腕に抱かれた。
五条「 Aって、危機感ないから…僕、心配。」
『 悟 に心配されちゃうんなら、相当だね。』
耳の近くに息がかかりくすぐったい。
五条「 ……うーうん、僕にだけ…なら…いいよ。」
彼の瞼は完全に閉じられ、
至近距離にまつ毛バッサバサの顔がある
心の中で、女かよ。と悪態を付きながら私も意識を手放した。
「 A 、今 帰った。 」
間接照明の中でも分かる綺麗な顔に、
少し棘のある低い声。
私が寝ていると 察してか 控えめに頭を撫でられる
その面立ちとは 似つかない程 優しげな手つきに、彼の手に擦り寄ってしまう
「 おい、起きなくていい。時間も時間だ。」
『 おなか…空いてる…でしょ。』
彼の制止する声を聞き流し ベットから出るためにゆっくりと起き上がる
「 … 隣にいんの、五条の坊か? 」
男は Aのベットに眠る五条に顔を顰めているが、Aは気にすること無く
ぐっすりと眠る五条を起こさぬよう気をつけながら彼の腕から抜け出し灯りの点るリビングへと足を運んだ。
.
826人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョコパイ - パパ黒や! (2021年3月17日 21時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月5日 15時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 更新頑張ってくださーい! (2021年3月4日 15時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
ある。 - めっちゃ好きです!!!続き楽しみにしてますね〜!!応援させていただきます!! (2021年2月4日 23時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年2月4日 17時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱんだ ぱーかー | 作成日時:2021年1月25日 23時