検索窓
今日:367 hit、昨日:855 hit、合計:78,038 hit

246 ページ46

 

博士《ゴホンッ!!

よーく聞くんじゃ!そのステージでは、傷を負ったり、警官に捕まったりするとゲームオーバーになるぞ。今君たちがいる場所はイーストエンドのホワイト・チャペル地区じゃ。そこからお助けキャ...で__...ようだ....、》


話の途中でノイズが入った。


コナン「どうしたの?博士!?聞こえないよ!!」

そうコナン君が叫んだ時...


───ガラガラッ、、。


『(しまッ...!) 走れッ!!!!!』

元太「え?」

歩美「きゃあああ!」

光彦「橋が!?」

(クソっ、!能力が無いせいで完全に気配が感じ取れねぇ)

倒壊し始める橋から全員が逃げる...が、菊川君が逃げ遅れた。


菊川「うわぁッ!!」


コナン「っ!」ガシッ!!


菊川「!」


川に落ちそうになる寸前で菊川君の腕を掴んだコナン君。

コナン「うくっ、!」

『ナイス!コナン!!』

私もすぐに菊川君のもとへ引き返し、その腕を掴んで引き上げようとしたけど...全然力が入らなくて蘭も加わってようやく引き上げる事が出来た。

『(クソっ...ひ弱すぎんだろ私、) 大丈夫?』

菊川「っあ、はっはい...」

肩で息をする菊川君の背中を擦る。


光彦「博士の声、聞こえなくなりましたね...」

コナン「ノアズ・アークに交信を切断されたようだな。」

『今の崩落も、ノアズ・アークの警告だろうな、、。』

光彦「じゃあボク達、どうやってお助けキャラを探せばいいんです?」

コナン「それならさっき、警官が話してただろ?レストレード警部に連絡だってな」

蘭「でもあれは、コナン・ドイルの推理小説に出てくる人物でしょ?」

灰原「このゲームは、現実と小説を混ぜてある世界なのかもね」

蘭「じゃあ、お助けキャラって...」

コナン「ああ、いるはずだよ。



あのシャーロック・ホームズがな─────。」



──────────────────────

─────────────────

──────────


とりま、ホームズさんと会う為に歩いてベイカー街を目指した。そしてロンドンのビッグ・ベンが見えてきた所で諸星君が足を止めた。


諸星「おい、あの時計おかしくねぇか?」


諸星君は目の前にそびえ立つビッグ・ベンを見上げてそう言った。すると、50分を指していた時計の長針が49分に動いた。

『時間が戻ってる...?あ、48になった』

コナン「50分から49分...そして48分...。そうか、あれはゲームに参加している子供の数だ!」

『あ〜、参加者は全員で50人やしな』

蘭「という事は、誰か2人...別のステージでゲームオーバーになったのね」


その間にも時計の針はどんどん減っていく...

 

247→←245



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年2月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。