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それを見守る次郎吉爺さんと中森警部、細菌の元は喫煙所...他にそこへ入った者は居ないかと警部が皆に問うた時
「キャアアアッ!!!...っ、、」ドサッ!!
突然悲鳴を上げてその場に倒れ込んでしまったポニテのウェイター、そのウェイターに大丈夫かと膝を着いたショートのウェイター。
「ちょっと、大丈夫...あ!ほっ発疹が...!!右手と左腕に...!」
中森「クソッ!彼女もかっ...、どこか2人を隔離できる場所は?」
次郎吉「それなら診察室の奥に病室がある、今回医者は乗せとらんが...そこなら外から鍵が掛けられる」
念の為、このダイニングも閉鎖すると指示する中森警部。
ウェイター1「ぉぃ...」
小声で話し掛けて来た、キッドに耳だけを向ける。
ウェイター1「あのちびっ子らは大丈夫かよ? あのポニテの彼女のくしゃみ浴びてたじゃねーか。しかも今この場所に居ない...」
ウェイター2「...。まぁ、アイツもそれに気付いて今向かってるみたいだし」
フロアを一人走り去って行くコナン君。
ウェイター1「ほーう...。」
ウェイター2「だから俺も心配なんで行ってきまーす。コッチの方は任せたぜ、ウェイター」
ウェイター1「かしこまりました。」
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コナン君は人目を避けて、飛行機の内部へと続く出入口の扉を開けて元太達を探しに行った。その様子を死角から一瞥して私も扉を開けて向かった。
カン! ︎︎カン! ︎︎カン!
コナン「! いた!元太〜!!」
「「「コ、コナン!?/君!?」」」
光彦「あ、いっいやぁ〜あの〜これは...偶然迷いこんで」
歩美「ね、ねぇ〜??」
コナン君に今の居場所が知られているとは、と言わんばかりの汗を浮かべた子供達だが、それを無視して元太に駆け寄ったコナン君。
コナン「それより元太!!オメー体は大丈夫なのか!?」
元太「...へ?あ、おう???この通り元気だぜ?」
コナン「..........そう、か。大丈夫か...」
特に変化の無い元太に焦りながらも落ち着いた様子のコナン君、そんなコナン君達の元へ気配を消して背後から近付き大声で___
ウェイター2「コラ!!!」
「「「うわァっ!!?」」」
コナン「! .....。」
ここは立ち入り禁止だと注意する最初の呼び掛けを出したそれに子供達はビクリと肩を上がらせ、コナン君も一瞬目を見開いたものの直ぐに冷静な顔付きに戻った。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月2日 10時