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『多分、日本から手が出しずらい外国の銀行に...でもこりゃ低脳アホトーシロ犯行だな。500万を超える送金目的の不明なお金は法律上規制がかかっててダメー、だから本部の外為センターでSTOPが掛る。』
コナン「まぁ、一昔前ならそんな事は無かったがな...今は詐欺とかマネーロンダリングが横行してるご時世だからな」
多方、この銀行を襲う計画を立てたのは随分昔で面子や武器を揃えるのに時間がかかったって所だろうと付け足すコナン君。
でも拳銃や爆弾は本物...舐めてかかればお陀仏。。
コナン「はい、汀紗姉ちゃん」
『え?わ、私が持つのソレ??』
コナン「だって汀紗姉ちゃんの方が持っておいて損は無いでしょ。とにかく奴らの所に乗り込んで捕まえねーと!」
そう言うコナン君を横目に、私はホースで縛られた男が持っていた拳銃をコナン君から手渡しされる。まぁ撃たないしロック掛けとくか、銃は絝の後ろに入れた。
そして乗り込む時は堂々と大手を振るう...そのタイミングは人質達、皆に聞こえるようにこう叫ぶ。
強盗犯「クソっ!!こうなったら金庫ごとぶっ飛ばしてやる!!野郎共 手伝え!!!」
そうロビーカウンターの方から聞こえてきた。
歩美「もしかして今の...?」
『動き出したな...。』
コナン「嗚呼!歩美ちゃんと汀紗姉ちゃんはエレベーターの扉を開けっ放しにして待ってて!元太はエレベーターの前に置いてあった台車を人質が集められているカウンターの所に!オレと光彦はそこに先に行ってる!
全員、音を立てず落ち着いて素早くな!」
「「「うん!/分かりました!/任せとけ!」」」
それぞれ指示された場所へ動く、コナンと光彦はカウンターの方へと走り、元太は台車を持って先に行った2人の後を着いていく。
私と歩美ちゃんはエレベーターの扉を開けたまま待機。
ガラガラーッ!!
歩美「あ、来た!」
数秒後、台車に爆弾の入ったケースを乗せて走ってやって来た3人。外に出てろとコナンに指示され、私と歩美ちゃんはエレベーターの中から出る。
同時にケースと台車をエレベーターの中に入れ、扉が閉まった。私は探偵団の前でしゃがみ込み盾になるようにエレベーターに背中を向ける。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時