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家路に着きました。
そんで私の家はマンションの最上階の方なんですよ。ンで、その私が住んでいるマンションの同じ階には偶然にも他に空き部屋があるんですよ。
私の家と同じ大きさの7ldkが...
『つーわけで管理人のおっちゃんに駆け寄ったら「あっ、そこ?空いてるしお金とかちゃんと払ってくれるなら別に使っていいよ!」って訳なのでここがアイリッシュの新居です。』
アイリッシュ「...頭おかしいだろ。」
『家貰える分際で生意気だぞ?心配すんな、私はここの管理人とはちょいと関係が深い、まぁ私と言うよりベルモットと関係が深いね。だから私の住む階に住人が偶然居なかったのもきっと...偶然じゃないね?』
アイリッシュ「...なるほどな。でも大丈夫なのかよ?嬢ちゃんの事だし俺が生きてる事はバレねぇと思うが...ベルモットだけはちぃとばかり手強い気がするぞ」
『あー、まぁバレてもきっと許してくれるよ。何よりベルモットは新蘭ガチ勢だから』
アイリッシュ「しん?らん??まぁ、いいや...」
疲れたように腰に手を当てたアイリッシュ。
『とりま今日は私の家泊まりな。明日新居の事とか諸々やったりしてさ』
アイリッシュ「おぉ」
そういえば家路に着く途中、私は自分の事を話した。
能力の事、転生者である事、どういう経由でコナン君たちと知り合ったのかと...まぁアイリッシュは何となく耳には通してくれてたけど、案外私が救けた事実になんなら変わりは無いみたいな感じで特に変わった様子はない。
『...せや!仕事の事なんだけど』
アイリッシュ「今の俺に働き口があるのか?」
『まぁ、、一応...。』
向こうの許可が下りればの話だけど...まぁ、下りる筈だ。
『それは明日追々話すとして、まずは風呂入っちゃいやしょう。夜ご飯作るから先にどうぞ』
アイリッシュ「なんだ、昔見てーに一緒に入らねェのか?」
ニヤリと嫌な笑みを浮かべて誘ってきたアイリッシュ。
『そこで「うん入る♡」って言ったらどうするの?』
アイリッシュ「飯美味いの頼むぜ」
人で遊ぶんじゃねーぞコノヤロウ。まぁ美味い飯作ります!ついでにさっき言ってたアイリッシュの働き口の件を寺井ちゃんさんにメールで送ります。
[寺井ちゃんさん、貴方個人に折り入って話があります]
速攻で既読ついた。
寺井 [してそれは?]
『[私の知り合いを貴方のビリヤード店で雇って欲しいんです。]と』
そう、アイリッシュの働き口は寺井ちゃんさんが営んでいるビリヤード場だ。あそこから組織の接触はまず無いと考えていいだろうし、ビリヤード店なら働く本人も文句無いだろう。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月1日 18時