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第2の課題_03 ページ26

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you side



「ボーバトン代表ミス・デラクールは競技を続けることが出来なくなった。よってこの競技は棄権となる」


フラーは水魔に邪魔をされ、リタイアとなったそうだ。心配そうに水面を見つめるフラー。そりゃ、心配だよね…フラーの大事なものはまだ水中だもん。

課題の時間を指している大時計が残り8分となっていた。

その時だった。

セドリックがチョウ・チャンと共に水面から顔を出したのだった。大きい歓声、私もセドリックへ拍手を送る。良かった、セドリック…。そして、やはり、大事なものとは その人の大切な誰か であったみたいで。そうなるとハリーだけでなくロンやハーマイオニーも心配だ。

お願い、無事に帰ってきて。

そんな思いで祈っていると、続いてビクトールがハーマイオニーと浮上した。ビクトールが右手を高々と上げると、一斉に歓喜の声が響いた。

ハリーは、ロンは大丈夫だろうか。

もう時間がない…そして丁度時計が1時間を、課題終了を知らせると共にロンと少女が水面に浮上した。2人に大歓声が送られる。けど、ハリーの姿はまだ見えなかった。

だが次の瞬間、ハリーの身体は空中高く舞い上がり、スタート台の上に勢いよく落下した。


『はぁ、よかった…ほんとに、良かった』

「注目!第1位はMr.ディゴリー!見事じゃった。Mr.ポッターは1位も取れたはずじゃったが、ロン・ウィーズリーだけでなく、他の人質をも助けようとしたために遅れを取った。これを考慮し、ポッターを第2位とする!実に道徳的な行いじゃ」

『すごい!良かった、ハリー…』

「道徳的な行いか?」

『わざわざ他の子も助けたのよ、凄いことじゃない』

「僕にはさっぱりだね」


行こう、と動き出したドラコに腕を引かれて、1番乗りでドラコと船に乗り会場を後にした。そしてホグワーツ城へと一緒に歩きはじめる。


「少し散歩してから戻ろう、Aと、ゆっくり話がしたい」


ドラコからの提案はもちろんYES、少し遠回りをすることになり、道を逸れて歩きはじめた。











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ななな - めっちゃ面白いですね!これからも頑張ってください‼︎ (4月22日 16時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - 素敵な作品に出会いました。今日一気見しちゃいました!ここからどんなストーリーになるのか、ドラコとどうなっていくのか気になります!更新頑張ってください。応援しています! (2月13日 16時) (レス) @page2 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リン | 作成日時:2024年2月12日 20時

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