【ハリーポッター】きみといきたい (ページ10)

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組み分け帽子 _02 ページ10

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you side

「スネイプ…スネイプって言ったの？」

「スネイプ先生の娘？」

「スネイプ先生、娘がいたのか…？」

名前を呼ばれるやいなや、ざわつく大広間内。

ごめんなさいお騒がせをしてしまって…！でも実の娘ではないんです…！

そんな気持ちを声に出せるわけでもなく、私はそのまま席へとついたのだった。

ーーーうむ、君もなかなか難しい

『！』

いきなり声がして思わずびっくり。声をあげてしまいそうになった。

ーーー君は、スネイプ先生の実の子ではないのだね？

はい…でも、本当の父親のように思っています。

ーーーそうかそうか…君は、知識も才能もある。ある種残酷な面もあり、狡猾な面もある。勇気もあり、臆病でも真実を見つめる。

頭の中にはいってくる帽子の言葉をただきいていた。

ーーーこれから君はいくつかの選択することになる。周りの人の意見を聞くのはとても大切だ。だが最終的に君が決めることになる。…君にはこの寮がいい。

「スリザリン！」

帽子がそう叫んだ瞬間スリザリンのテーブルから物凄い拍手が送られた。

「A」

スリザリンの席へと向かうと笑顔でドラコが迎えてくれた。隣を開けてくれたので、その席へ座る。

「Aがスリザリンで本当に嬉しく思うよ、改めてよろしく」

『こちらこそ、よろしくね』

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