【ハリーポッター】きみといきたい (ページ40)

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知りたいと思う事は罪？ _02 ページ40

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you side

「こんな時間に、こんな所で、何を…している？A」

『せ、せぶるす……』

ハリー達と約束をした時間まであと数分と言ったところ。スリザリンの談話室を出て、あと少しで集合場所のグリフィンドールの談話室前…というところで、またセブルスと出会ってしまった。

もう、なんで。

「…今度は何をする気だ、またグリフィンドール寮にでも行こうと考えていたのではないか？」

『ち、違う』

「なら、どこへ行こうとしていたのだ？」

『…すこし、ちょっと、…散歩に……』

はぁとため息をついて、セブルスはついてくるよう私に言った。着いた先は、いつものセブルスの自室。自分のせいだけど、また怒られるのか。

「A、どうしてそう問題を起こそうとする」

『迷惑はかけない…いや、かけちゃってる、けど…』

「迷惑ではない、心配をかけている事に気付かないのか」

『！』

「見つけたのが私ではなく、他の教員だったら説教だけでは済まないだろう」

『…ごめんなさい』

またひとつ、大きくため息をついたセブルス。

そして手を握られた。

暖かい、いつものセブルスの手。

「…さて、ではこの棚の整理から始めてもらおうか」

『棚の…整理？』

「なんだね？それが終わったら床の掃除にやることはたくさんあるぞ？」

〜っ、誠心誠意やらせていただきます！！

ハリー、ロン、ハーマイオニーごめんなさい…！！

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